センシリオンの超小型温湿度センサ。Android 4.0に温湿度センサのAPI搭載決定で注目度が急上昇
掲載開始日:2011/11/17
『スマートフォンに乗り遅れるな』ユーザーとしてはもちろん、企業・製品戦略としても今最も熱い市場・製品であり、いかにそこに喰い込めるかが大きなカギ。そんなスマートフォン関連で注目の製品が、MEMS技術を活かしたセンシリオン(東京都港区、長谷川恵一代表取締役)の超小型の1チップ温湿度センサ。最新のAndroid 4.0には温湿度センサのAPI搭載が発表されており、すでに日本の携帯電話で採用実績がある同社の超小型1チップ温湿度センサに関心が高まっている。
08年1月の日本法人設立以降、売上高は毎年80%アップで急成長
車載向けエアコン、携帯電話向けに温湿度センサが貢献
同社は1998年にスイスで創業。MEMS技術を活かした温湿度センサと流量センサを事業の柱として事業を拡大。日本では07年に代理店による販売をはじめ、08年1月に日本法人を設立以降、毎年80%の伸びで急激に成長。特に自動車の車載エアコンと携帯電話向けの温湿度センサが貢献し、いまや『売上げの60%を温湿度センサが占めている』(長谷川社長)。
国内の大手携帯電話メーカー採用実績!
微小のCMOSチップに温湿度センサに必要な機能をすべて搭載
同社の温湿度センサは、“CMOSENS”という独自技術で、CMOSチップに温湿度センサに必要なセンサ・メモリ・インターフェースをすべて搭載し、ごく小さな1チップで測定からデジタル出力が可能。超小型で外部部品がいらず、超低消費電力で使えるのが特長。
しかも製品化の段階ですでに校正済みで『通常は購入してから校正をしなければならないが、ウチの製品ならば校正済みで出荷しているので、組み込むだけですぐに使えるのも大きなメリット』(長谷川社長)。
そんな手軽に使えて高性能な温湿度センサにいち早く飛びついたのが日本の大手携帯電話メーカー。昨年モデルにこの温湿度センサを搭載し、アプリと連携させて、単に温湿度を測って表示するだけでなく、快適指数やカビ・ダニ指数、ビール指数など今の温湿度とデータを連動させてアイコンを出したり、待ち受けキャラクターが温湿度に合わせて動きや表示が変わる、本体のイルミネーションの光り方が温湿度で変わるなどのユニークな機能を生み出した。
『アプリとの連携でまだまだ面白い使い方が広がる可能性がある。例えば温湿度の測定データから肌の水分量が分かる女性向けの機能など出たら面白い。ガラケーと言われる日本の携帯電話だが、最先端で新しいアイデアを取り入れて、ユニークな機能を生み出している』(長谷川社長)。
Android 4.0に温湿度センサのAPI搭載が決定!これからのスマートフォンは温湿度測定が可能に
採用とシェア拡大を目指して積極的な展開
最新のAndoroid4.0には温湿度センサのAPIが載ることが決まり、これから温湿度センサがスマートフォンに標準搭載される可能性が高まる。すでに実績のある同社の温湿度センサは有力な候補だ。
長谷川社長は『Android4.0へのAPI搭載は、ずっと働きかけてきてようやく実現にこぎつけた。スマートフォンに載らなければ数を増やすことは難しい。これから採用に向けて動いていきたい』としている。
今後の展開として、スマートフォンに搭載されることで利用範囲は格段に広がるが、長谷川社長はスマートフォンだけでなく、他の製品への応用も模索する。
『例えば、フォトフレームのように家に常にあるものに搭載し、熱中症の危険が高くなる温度や湿度になったらアラームを出すようなものも考えられる。また、エアコンや冷蔵庫などの白物家電などの省エネ運転にも役立てるのではないか。温湿度センサでまだ当社の市場シェアは低い。これからは積極的な提案で市場シェアを伸ばしていきたい』と話している。
センシリオン株式会社
センシリオンではMEMS技術を応用したセンサ群を取り扱っております。 温湿度センサ、液体流量センサ、気体流量センサ、気体フローコントローラー、微差圧センサを取り扱っています。
センシリオンの超小型温湿度センサ。Android 4.0に温湿度センサのAPI搭載決定で注目度が急上昇へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。









