正確な輪郭制御を特徴とする巻線機を当社のモーションコントローラで制御した際の事例です
巻線は非常に精度が高いことが必要とされます。
細かい線を整列させて巻いていきますがトラバースピッチ(巻き1回転毎の送り量)が巻線径に合わないと隙間や団子ができます。
さらに巻き重ねるため1度不整列になると製品として成り立ちません。
また、巻線の単価は安いため、高速に巻くことで生産性を上げる必要があります。
[課題]
・巻線命令で簡単にプログラミングしたい
トラバース幅、ピッチ、総巻き数、主軸回転速度(低速層と高速層)、
主軸の加速減速、
折り返しのタイミング補正などをパラメータ化することで簡単に
巻線動作をプログラミングしたい。
例 ボビン形状の誤差:トラバース幅を微調整
線材の径の変化 :ピッチを微調整
・十分な巻線精度を出したい
・半田付けやカットなども簡単に行いたい
基本情報【事例】軸回し式・フライヤ式巻線機の内製化
[実現]
・整列巻きを1行の巻線命令で実行できるようにしたことで巻線のプログラミングを簡単化
・ボビンや線材に応じて加減速やピッチを簡単に変更可能
・ジャンプやインデックスを通常のテクノ言語の位置決めで対応
・半田付けやカットを汎用出力制御で簡単に記述可能
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