株式会社AndTech 有機系薄膜太陽電池の高効率化・耐久性向上・アプリケーション展開
- 最終更新日:2020-02-13 11:10:09.0
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講 師
第1部 京都大学工学研究科 高分子化学専攻 准教授 大北 英生 氏
第2部 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物質創成先端科学専攻 准教授 丸本 一弘 氏
第3部 三菱化学株式会社 OPV事業推進室 統括部長 山岡 弘明 氏
対 象 有機薄膜太陽電池に関心のある研究者・担当者など
会 場
【東京・中央区】京華スクエア2F ハイテクセンター 第1会議室
東京メトロ日比谷線/JR京葉線「八丁堀駅」A3出口より徒歩1分
都営地下鉄浅草線「宝町駅」A1,A2出口より徒歩5分
日 時
平成23年10月27日(木) 11:00-16:00
基本情報有機系薄膜太陽電池の高効率化・耐久性向上・アプリケーション展開
【第一講 講演主旨】
近年、共役高分子とフラーレン誘導体のブレンド膜を発電層とする高分子太陽電池が、次世代の太陽電池として注目を集めている。高分子太陽電池は、溶液を塗布するという簡単な操作で作製可能であり、印刷技術の適用により大量生産も可能であるため、生産コストを大幅に低減できると期待されている。実用化のためには効率のさらなる向上が求められるが、そのためには近赤外域の太陽光を捕集することが不可欠である。本講演では、共役高分子とフラーレンに近赤外域に吸収帯を有するフタロシアニン系色素を加えた3種の材料の混合溶液から作製するという単純な工程でありながら、光捕集域が拡大し変換効率が向上する色素増感高分子太陽電池について紹介する。
【第3講 講演主旨】
今後、太陽電池で新しい展開が期待される有機薄膜太陽電池について、三菱化学で開発を進める新コンセプトの有機薄膜太陽電池を中心にその特徴と有機太陽電池高性能化へのマイルストーンを概説し市場拡大が見込まれる太陽電池市場での次世代電池としての市場導入を目指した取り組みについて紹介を行う
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
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納期 | 2・3日 |
型番・ブランド名 | S11025 |
用途/実績例 | 第1部 高分子薄膜太陽電池における高効率化技術 【11:00-12:15】 講師: 京都大学工学研究科 准教授 大北 英生 氏 【プログラム】 1. 高分子太陽電池の基礎と最新動向 2. 色素増感高分子太陽電池とは 3. マルチカラー色素増感 4. 色素増感機構の解明 5. 色素はなぜ界面に集まるのか? 第2部 有機薄膜太陽電池のミクロ特性評価と素子特性の劣化機構 【13:15-14:30】 講師:筑波大学大学院 准教授 丸本 一弘 氏 1 有機エレクトロニクスの概要 2 有機半導体材料のπ電子の分子軌道 3 電子スピン共鳴(ESR)の原理 4 有機薄膜太陽電池のESRによるミクロ特性評価 第3部 有機薄膜太陽電池における高効率化・アプリケーション展開と採用への課題 講師: 三菱化学株式会社 OPV事業推進室 統括部長 山岡 弘明 氏 1 地球環境とエネルギー 2 α―Siを用いたフレキシブル薄膜太陽電池の特徴 3 有機薄膜太陽電池の構成 4 三菱化学の有機薄膜太陽電池の紹介 5 有機太陽電池のアプリケーション |
取扱企業有機系薄膜太陽電池の高効率化・耐久性向上・アプリケーション展開
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ここ数年、クライアントの多くにご質問されます。創業期であれば、セミナー企画から事業を始めたため、セミナー企画会社と云われていました。或いは「機能性フィルム」をテーマとした書籍を国内で初めて発刊したことにより技術系出版社とも云われていました。 それらの声は、どれも正しくもあり、どれも正しくはないとも云えます。あらためて、弊社の基盤事業とは何かと云う問いに解を求められると我々はこう答えます。人・技術・市場の情報を原材料とする情報加工が基盤事業です。 分かり易く解説すると、弊社は単一の事業領域・形態に頼ったビジネスを基盤事業とはせず、時代に求められる「情報」を原材料に、「主催セミナー」「出版」「講師派遣」「技術コンサルタント派遣」「事業開発コンサルティング」「顧客主催講演会企画代行」「ビジネスマッチング」「市場調査」と云うクライアントが求める事業領域・形態に加工して提供する企業と云えます。 それが基盤事業であり、時代の変化と共にクライアントが求めるビジネスに加工して、これからも事業領域を広げていけるのが弊社の強みであると云えます。
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