横中ぐり盤を用いて横から縦旋盤と同等の面削加工が出来れば生産時間を大幅に短縮できるという要望に応えたのがフェーシングセンタです。組込み型面板の剛性と精度は従来のアタッチメント式面板とは比べ物にならないほど高く、着脱の必要もなく、中ぐり主軸による加工も可能。ロータリーテーブルを用いて多面を一度の段取りで複合加工できる理想の機械と言えます。
しかし長年の仕様に耐えうる高剛性・高精度・高回転の組込型面板を開発することは容易ではありませんでした。数年に及ぶ試行錯誤、更に数十年作り続け改良を積み重ねてきた完成形がここにあります。
FBシリーズは開発以来、重電、造船、建機、オイル関連企業、ポンプ及びバルブメーカー等の幅広い業界のお客様に世界中でご愛用頂いております。
基本情報フェーシングセンタ「FBシリーズ」
■大略仕様
●面板仕様
・面板径：φ700 ～ φ1,000 (mm)
・面板最高回転数：250 ～ 600 (rpm)
・面板最大切削トルク：4,000 ～ 6,330 (N･m)
・U軸ストローク：200 ～ 300 (mm)
※面板径1,600mmまで実績ございます。
●ロータリーテーブルサイズ・積載重量
・1,000 x 1,000 (mm) / 3,000 kg
・1,150 x 1,150 (mm) / 3,000 kg
・1,400 x 1,600 (mm) / 7,000 kg
・1,800 x 2,000 (mm) / 15,000 kg
※テーブルに搭載できない大型ワークに対応した、「コラム移動式フロア形フェーシングセンタ」も実績ございます。
●主軸仕様
・主軸径：φ110 ～ 135 (mm)
・最高回転数：1,800 ～ 2,000 (mm)
各種ストローク、仕様詳細につきましてはカタログをダウンロード願います。
又、上記仕様以外にもお客様のご要望に合わせた特殊機を数多く製造しておりますので、お気軽にお問合せください。
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