THK　リニアボールスライドトークシステム

摩擦係数が極めて小さく、慣性も小さいため高速応答性に優れています！

リニアボールスライドは、焼入研削された4本のステンレス鋼製ニードルローラーレース上をステンレスボールが転がり運動するので、摩擦係数が極めて小さく、耐食性に優れたスライドユニットです。

【特長】
○取付けの容易なユニットタイプ
→スライダのすきまおよび動きは最適な状態で調整しているため、平面仕上げした相手取付面にそのまま取付けるだけで高精度なスライド機構が得られます。

○軽量コンパクト
→ ベースおよびスライダに軽量なアルミニウム合金を使用し、重量を軽減しました。

○なめらかな動作
→ボールと転動面（ニードルローラーレース）は最も転がり損失の小さい点接触で、しかも各々のボールはケージによって等間隔に保持されているのでボール同士の相互摩擦がなく、極めて小さな摩擦係数で転がり運動をします。

○優れた耐食性
→ベースとスライダをアルミニウム合金で製作し、表面に耐食、耐摩耗性に優れたアルマイト処理（陽極酸化皮膜）を施しています。
　また、ボール、ニードルローラーレースおよびねじ類はステンレス鋼を使用しているため、耐食性に優れています。

基本情報THK　リニアボールスライド

【ラインナップ】
○ラック付き「LSP形」
→ＬＳ形のケージをピニオンとラックの組合わせ機構とし、ケージずれがありません。
○ラック無し「LS形」
→摩擦係数が極めて小さく、耐食性に優れたスライドユニットです。
○ラック付き「LSC形」
→ベース内部に駆動用エアシリンダが内蔵されています。
　ベース端面に設けられた２箇所のポートからエアを供給することにより往復運動が得られます。
　

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用途／実績例	各種光学測定機／自動記録装置／小型電子部品組立機／OA機器およびその周辺機器　　　など