土中などで異種金属が接合された場合、その間に電位差が生じ、ボルトを介して通電するため、卑となる側の金属は以上に腐食されます。
トモエの「絶縁ボルト・ナット」を使用すると、フランジ間やフランジとボルト・ナット間が電気的に絶縁され、電蝕を防止することができます。
ステンレス鋼はナットのネジ部に乾式の焼付き(かじり)防止処理「TOMコート」を施します。また、ご要望に応じ各種鋼種にも処理可能です。
絶縁ボルトに限らず、焼付き(かじり)にお困りの方はご相談下さい。
【特長】
○ガラスクロス入りエポキシ樹脂板とPTFEスリーブまたはFEP収縮チューブを使用
→絶縁抵抗も大きく、耐候性や機械的強度もすぐれている
○ボルト・ナットの材質は、ステンレス鋼・普通鋼・高張力鋼など
→用途に応じて選択可能
○絶縁スリーブの外径がネジの外径にほぼ等しい
→フランジのボルト穴径を加工する必要がない
○絶縁材として塗料ではなくスリーブを使用
→剥げることなく、またピンホールの問題もない
○受注生産なので、ご希望に応じた寸法で製作可能
詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
基本情報水道・ガス継手部品「絶縁ボルト タイプTS」
【絶縁材の特性(標準性能値)】
[絶縁スリープ]
○PTFE
→耐熱温度:260℃
→体積抵抗率: >10¹⁸ Ω・cm
→絶縁抵抗:―
→引張強さ:13.7~34.3MPa
→圧縮強さ:11.8MPa
○FEP
→耐熱温度:205℃
→体積抵抗率: >10¹⁸ Ω・cm
→絶縁抵抗:―
→引張強さ:18.6~21.2MPa
→圧縮強さ:15.2MPa
[絶縁ワッシャ]
○ガラスクロス入りエポキシ
→耐熱温度:120℃
→体積抵抗率:10¹³~13¹⁵
→絶縁抵抗:10¹²~10¹⁴
→引張強さ:―
→圧縮強さ:340~440MPa
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用途/実績例 | 【使用区分と使用例】 ○全方位に対応可能な万能タイプ →機能要求度の高い用途でもご使用頂けます (例)上下水道・橋梁・空調・ガス・精油・発電所etc・・・ ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。 |
カタログ水道・ガス継手部品「絶縁ボルト タイプTS」
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