オイル・パーティクルカウンタLCM20は、オイル清浄度管理の基本ツールとして、その精度はもちろん、簡単な操作、インライン/オフライン兼用可能な汎用性、ポータブルとしての可搬性から、あらゆる産業分野で運用されています。品質管理や設備保全において欠かせない機器です。
潤滑・油圧システムにおける機械部品の故障原因の大半は、オイルの中の汚染(コンタミ)によるものです。機器製造の当初から存在、あるいは外部から侵入、内部から発生する結果、部品のアブレシブ摩耗や疲労摩耗につながります。ゆえに適切な潤滑油管理を行い、目標となる清浄度レベルまでコンタミをコントロールする事は、部品摩耗を未然に防ぐより高度なプロアクティブ保全の実現に寄与します。
本機器は、オイル中の異物(コンタミ)に光を照射し、その影から大きさと個数を測定する自動粒子径数器です。また粒子径や粒子数だけでなく、オイル清浄度(汚染度)のコード表示もついて、NAS等級(NAS1638)とISOやJISでサポートされる清浄度コードISO4406-1999、国際規格のSAE AA4059を表示します。
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基本情報オイル・パーティクルカウンタ icount LCM20
【特徴】
1. 工業用液体の多くにおいて、国際的に要求される粒径範囲【MTD: 4, 6, 14, 21, 38, 70µm(c)】の表示が可能です。
2. ISO4406/NAS1638汚染コードでの表示
3. ボトル測定・インライン測定が可能です。
4. 数分のトレーニングでどなたでも使用可能です。またテスト時間も約2-10分と短時間での対応が可能です。
5. 専用のボトルサンプラーを使用すれば、自動の加圧消泡とフラッシングを行うので、面倒な希釈作業はありません。
6. インライン測定時に便利な自動測定機能があります。
7. トレーサビリティ継続と測定数値の信頼性を確保する国内校正サービスを行っています。
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価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | icount LCM20 |
用途/実績例 | 代表的な設備:航空機・防衛機器・自動車・自動車部品・建設機械・エンジン・原動機・タービン・回転機械全般 代表的な業界:発電所・造船業・製鉄・製紙・石油精製・石油化学 代表的な用途:出荷検査・フラッシング |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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LCM20.S | オイル・パーティクルカウンタ スタンダード |
LCM20.E | オイル・パーティクルカウンタ エコノミー |
LCM20.A | アグレッシブオイル専用オイル・パーティクルカウンタ |
取扱企業オイル・パーティクルカウンタ icount LCM20
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回転機械部品等の専門技術商社 【取扱製品】 ・大同精密工業株式会社:フォームフレックスカップリング、 マイクロカップリング ・クックコンプレッション社:往復動圧縮機用バルブ、ロッドパッキン等 ・株式会社ウェルディングアロイズジャパン:石炭ミル、ボイラー水管等 硬化肉盛補修工事 ・ヴィッテンシュタイン社:減速機、ラックアンドピニオン直動システム ・日本フローサーブ株式会社:メカニカルシール ・プログノストシステムズ社:往復動圧縮機用高精度リアルタイム 診断システム ・イージーレーザー社(山口産業株式会社):レーザー式芯出しシステム ・デュポン株式会社:ベスペルCR6100 ・日本エスケイエフ株式会社:オイルシール等 ・マルマテクニカ株式会社:油圧ポンプ整備等 ・ハイデンハイン社:エンコーダー等
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