座金組込み十字穴付皿小ねじサカエ製鋲所

座金組込み十字穴付皿小ねじ

緩み止めや、座面の陥没を防ぐために使われる座金を組み込んだねじです。
座金を組み込んだ状態でねじ山を転造加工し、座金がねじから外れなくなっています。
座金を入れる手間、抜け落ちてしまう煩わしさがなく、入れ忘れも防ぐことができ、
作業効率を上げることができます。
頭部は上面が平らで座面が円すい形の形状をしています。長さを表すとき、皿小ねじは
上面からの長さを表しますので、他のねじが首下の軸の部分を表すので、短く見えます。
締結した際、頭部の出っ張りがなく部材と面一にしたいときに使用します。部材には
あらかじめ座面の円すい形に合わせた「ザグリ加工（皿もみ）」を施すことが必要です。
この加工が不十分だと頭部が面一になりません。
家屋の建具の取り付けによく使用され、蝶番の締結が代表的な使用例です。

基本情報座金組込み十字穴付皿小ねじ

材質 … 鉄(SWCH10R相当)、ステンレス、真鍮など
表面処理 … クロメート、ユニクロ、三価ホワイト、三価ブラック、ニッケルなど
呼び径 … M3～
組込座金 … 皿形歯付き座金

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用途／実績例	○作業効率のアップに！　・座金の入れ忘れ防止　・座金を入れる手間省略　・座金の抜け落ち防止　・ねじと座金の一括調達　など