ストップトフロー法とは、試料溶液を高速に混合し瞬時にフローを停止してその後の試料溶液の可視・紫外・近赤外領域の吸収スペクトル・蛍光などの変化を高速に測定する方法です。均一系触媒の反応・酵素反応・酸化還元反応・構造形成・粒子生成など、ミリ秒~秒オーダーのさまざまな高速反応の反応速度測定、短寿命中間体の検出を行うことができ、これにより反応活性の評価・反応の活性化エネルギーの導出・反応機構の解析、反応阻害剤・促進剤の評価・類縁物質・新規材料の特性比較などが可能です。
基本情報ストップトフローラピッドスキャン分光測定装置 RSP-2000
ストップトフロー法で試料を高速に混合し、その反応過程を紫外-可視-近赤外時間分解吸収スペクトルにより追跡します。
・スペクトルは最短1ms間隔で最大16384本測定可能
・擬似対数サンプリング測定により、ミリ秒〜分〜時間をワンショットで測定可能
・波長-時間軸変換機能と非線形最小二乗フィッティング機能により、測定したその場で反応速度を算出
・蛍光測定や、レーザーと組み合わせたフローフラッシュ測定にも対応可能
・近赤外線領域での測定にも対応
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | RSP-2000 |
用途/実績例 | 【用途例】 ・ポルフィリン系/フラーレン系など新規な金属錯体/有機合成物質の特性評価 ・活性酸素/フリーラジカル/抗酸化物質の反応機構の解析 ・薬剤特性の測定 ・ナノパーティクル合成過程の解析 ・人工ヘム蛋白質の反応機構の解析、特性評価 ・蛋白質とリガンドの相互作用の解析 ・蛋白質フォールディングの反応過程の解析 ・アクアポリンなど膜蛋白質の活性評価 その他 さまざまなオプション、特注にも対応いたします |
カタログストップトフローラピッドスキャン分光測定装置 RSP-2000
取扱企業ストップトフローラピッドスキャン分光測定装置 RSP-2000
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1970年代ユニソクは最も高速性能(dead time:1msec)のストップトフロー装置を完成。マルチチャンネル分光測定装置を国内で最初に実用化し現在ではさらに高速な反応測定を実現。1983年には大気中トンネル顕微鏡を国内初の実用し半導体素子,磁気,光ディスクの研究分野で活躍。物理,化学,生物の広い分野へと開発を続け超高真空トンネル顕微鏡,走査型近接場光学顕微鏡,超高真空原子間力顕微鏡、極低温強磁場プローブ顕微鏡等を製品化し更なる研究分野に普及。また多数の研究者との共同研究を通じて応用研究を推進しています。特に超高真空走査型トンネル顕微鏡関連の製品では、業界一位の納入実績を達成しています。 また、極限環境下(超高真空、極低温、強磁場中)で観測可能な自社製走査型プローブ顕微鏡をはじめ、SPMの応用製品として開発した4プローブ電気特性測定装置等の最新の製品群を開発し、各種の基礎研究と応用研究に役立つ研究手段を提供しております。
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