富士ゼロックス、手書き情報入力ソリューション。日々の帳票データが“宝”に変わる&傾向管理でトラブル・ムダをゼロに!

掲載開始日:2012-02-27 00:00:00.0

生産ラインや製造装置でも故障やトラブルが起きる前には必ず数値的な変化などの予兆があります。不良品が頻発する、機械が壊れて停止したなど、何か事が起きてからではもう手遅れ。その時点ですでに大きなムダと損失が発生してしまっています。厳しい環境下にある日本の製造業にとって、いま必要なのはムダなコストを抑えつつ、生産効率を上げること。そのためにも日々の状況をチェックして故障やトラブルの芽を早めに摘むことが重要です。

とは言え、パソコンが持ち込めない製造現場や工場が多く、点検や検査・測定結果も帳票への記入にとどまり、データを有効活用できていないのが実情です。そんななか、富士ゼロックス(東京都港区、山本忠人社長)では、帳票への手書き入力作業のやり方そのままに、入力データを簡単に電子化できる『手書き情報入力ソリューション』を開発。帳票データの電子化による業務効率アップとリスク回避について話を聞きました

  • 今回紹介する技術・製品

    デジタル手書き入力ペンシステム Denshi-Pen

    Denshi-Penは、紙に手書きした情報を簡単・迅速にデータ化できる手書き入力システムです。特殊なコードが印刷された紙にペンで文字や数字を書くだけで、ペンはその情報を電子データ化して記憶。パソコンと接続して、取得したデータを簡単に管理できます。また手書きデータは、80~90%の高い文字認識率でテキスト変換できます。

日々の業務データを記した帳票は“宝の山”
それを電子データ化して有効活用することがコスト削減・利益を生み出すポイント

――ノートパソコンなどモバイル機器の普及でデータ入力が効率化され、さまざまな場所でデータ活用による業務改善が進んでいます。

青沼英一GPM「日々の業務データを帳票に手書きで入力していたのが、モバイル機器に置き換わり、データの収集が簡単になった。それにより、そのデータをいかに有効活用するかの技術が進んでいる。一方、帳票に記入しているデータは、日々の製造や検査、点検などで収集した記録であり、非常に重要で有効なデータだ。これを分析することで現場の問題点や課題が明らかにでき、業務効率化やムダの排除などにうまく活用できる。

しかしながら、製造現場ではスペースの確保や作業性の悪さのためにパソコンなどを持ち込めないところもあり、手書きの帳票が使われていることが多い。例えば、工場内の製造ライン、機器や設備の保守点検、屋外の高所や狭所での作業などでも手書きが一般的だ。

その後の管理も、帳票をファイルにまとめてキャビネットに保管するだけのところが多く、たとえ電子化していたとしても、帳票に手書きで記入し、それを自分の机に持ち返ってデータ入力する、または本当に必要な最低限の手書き情報だけ外部業者へデータ入力を依頼しているケースが多いようだ。入力する手間と時間、外部に出すコストだけでも大きなムダだが、収集したデータを電子化して分析に使うまでに時間がかかってしまっている。例えばそこで不良が発生していたら、不良品を作り続けるムダ、データ入力できていない手書き情報を改めてデータ入力するムダなど、対処が遅れればそれだけムダが積み上がってしまう。

製造現場にパソコンが持ち込めないことで、データを有効活用する機会を減らすだけでなく、データを電子化するところでもムダなコストを発生させてしまっている。帳票データをうまく使えていないのがとてももったいない。それを解決する手段として開発したのが、Denshi-Penを使った手書き情報入力ソリューションだ。」

電子ペンで書くだけで、帳票への文字や数字の記入と電子データ化を同時に実現
パソコンに接続してすぐに利用可能

――手書き情報入力システムとはどんなものですか?

宮本真一マネジャー「デジタルコードが印刷された紙(帳票)に、電子ペンで文字や数字を記入するだけで、その手書きデータが簡単に電子化できるというものだ。実際に帳票に記入しながらその情報が電子データ化され、電子ペンの中に蓄積されていく。 電子ペンとパソコンと接続すれば、紙に手書きした情報をそのままデジタルデータとして取り込むことができる。手書きの文字も手書き文字認識技術でデジタルデータに変更でき、EXCELなどですぐ使える。特別なシステム構築費用はいらず、安価な投資で導入できるのも特長だ。

人それぞれ文字には癖があり、誰の文字でも正確に認識できるかどうか気になるところだが、このシステムの場合、紙の上の細かいドットパターンに、どこにどんな情報が入るかが定義付けされており、比較的小さな文字まで取り込める。

また、計測データを記入する帳票の場合、数字が入力されることがあらかじめ決まっているので認識率は非常に高くなる。一般的な手書き文字の認識率は、通常のOCRでは40から50%と言われているが、このシステムはフリーフォーマットで80から90%、定義付けされている場合はもっと高くなる。それでも認識がうまくいかなかった場合はアラート表示されるので、間違った数値のままに計算されるといった危険性を回避している。」

事後で対応する“結果管理”から事前に防ぐ“傾向管理”へ
トラブルが起きる前にリスクを減らす

――このシステムを使うことでどんなことが起きるのでしょうか?

青沼GPM「製造業はこれまで、何かトラブル等が起こってからその原因を探り、対応するといった結果管理が主だった。せっかく細かなデータを帳票に記入していても、それを保管しておくだけで、予防などには利用していないケースがほとんどだった。

トラブルは起きた瞬間からムダなコストが発生しており、対応が遅れればそれだけそのコストは膨らんでいく。日頃から帳票のデータを収集してチェックし、傾向をつかんでおくことで、トラブルが起きる前に工程パラメータを調整したり、摩耗してきた部品を定期点検時に交換したりすることでリスクを減らしていくことができる。」

部品・材料の調達から製造、検査、保守点検まで全製造工程で利用可能
帳票データの有効利用が利益を生み出すポイント

――なるほど。具体的にはどこで、どのように使えるのですか?

青沼GPM「製品を作る前の原材料のデータ管理、生産中のパラメータの管理、検査工程での測定データ管理、製品を出荷した後の顧客先での保守点検データ管理など、帳票に数値を記入する、帳票でデータを管理しているような工程ならどこでも役に立つ。

各部品・材料、各工程、各装置から取得できるデータは膨大にあるが、データ出力形式もさまざまで、それを統合した管理システムを構築しようとすると、すべての会社のネットワークを含めてゼロからシステム構築していくような大規模な話になる。 そうではなく、日々帳票で管理しているようなデータをもっと有効に使えば、リスク回避はもちろん、トータルコスト削減や業務効率化に役に立つ。まだまだ製造現場にもムダはたくさんある。私たちはこのあたりから製造業の効率化を支援していきたいと考えている。」

研究技術開発本部
青沼英一GPM(右)
ソリューション本部 ソリューション開発部
宮本真一マネジャー(左)

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

取扱会社

富士ゼロックス株式会社

複写機やプリンター、複合機、光・電子デバイス、情報・通信機器などの研究・開発・生産・販売を通じて、知識創造社会を支える「ドキュメントサービスビジネス」をワールドワイドに展開しています。 【オフィス機器】 カラー複合機/複写機、モノクロ複合機/複写機、カラープリンター、モノクロプリンター、スキャナー、プロダクション・プリンティング・システム、エンジニアリングシステム、その他システム、関連商品、ソフトウェア、サービス 【教育プログラム】 人材コンサルティング、教材、セミナー運営 【その他】 コピー用紙、ドキュメント処理サービス、システム建設ほか

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