スーパーハイビジョン時代の新しい色基準!LED電子色票

掲載開始日:2016-06-13 00:00:00.0

スーパーハイビジョン時代の新しい色基準!LED電子色票

カメラなどの色校正に使用される色票。これまでは印刷されたものが主流でしたが、今後普及が期待されるスーパーハイビジョン放送などでは、それが困難になります。カメラの撮影可能色域が広くなり、印刷された色票の色の再現性の限界を超えてしまうためです。そんな課題を解決するのがグローバルテックの『LED電子色票』。実在するすべての色をスペクトルから再現する、まったく新しい色票です。この製品を開発したノブオ電子の鈴木社長に話を聞きました。

今回紹介する技術と製品

LED電子色票『ColerPyxis CP1000』&『忠実色再現画像システム』

グローバルテック社が取り扱う『ColerPyxis CP1000』は撮影可能色域が広いスーパーハイビジョンカメラの色校正に最適な電子色票。光のスペクトルから色を作りだすことができるので色を忠実に再現することを可能にしている。
忠実色再現画像システムは人の眼とほとんどかわらない色を取得可能。製品の色検査や、美術品のアーカイブ、医療など正確な色の再現が必要不可欠な分野での活躍が見込まれる。

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

一見きれいなテレビでも、実は正確な色が再現されていない。

ノブオ電子 代表取締役 鈴木均氏


 弊社の設立は1982年。先代の中村信夫が浜松市にて起業しました。当初は静岡県西部地域にある大手電子機器メーカー向けの回路基板検査装置やプリント基板実装がおもな事業でした。

 そういった企業とお付き合いをする中で培った技術をもとに、冷却CCDカメラなど研究開発用装置の製品化に取り組み始めました。近年は地元の静岡大学工学部との共同研究を通じて、「高忠実・色再現画像技術」の事業化にも取り組んでいます。

 近年、テレビや写真の色は飛躍的に美しくなっています。中には「これ以上きれいにすることはできないんじゃないか?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、ハイビジョン放送であってもそこで再現できる色域は人の目が感知できる範囲に比べればまだまだ狭い。私たちが日常生活で目にしている色は、もっと広範なものなのです。つまり、テレビや写真において、私たちが「もっと美しく感じる色」を作り出す余地はあるのです。

スーパーハイビジョン時代の要請に応えるLED電子色票

LED電子色票『ColerPyxis CP1000』


 従来からある印刷された色票は色の再現性の限界が低く、せっかく高機能のカメラを使用しても「ありのままの色」を再現できません。弊社ではそこに着目し、非常に広範な色を高精度に作り出すことができるLED電子色票『ColorPyxis CP1000』を開発しました。

 この製品は、波長の異なる18種類のLEDの発光強度を12bitでコントロールし、積分球内で18原色のスペクトルを混色・合成することで高い色再現性を実現しています。かんたんに言うと、「光のスペクトルから色を作り出している」ので、色をより忠実に再現することができるのです。

 スーパーハイビジョンの本放送は2018年を予定されています。国内では今年、それに向けての試験放送が開始されます。『ColorPyxis CP1000』はスーパーハイビジョンの規格であるBT.2020に対応した広色域カメラの性能を引き出すのに最適な色校正用色票です。すでに一部のテレビ局では実用テストが行われており、今後テレビ局はもとより、放送用カメラメーカー、編集スタジオなど、スーパーハイビジョンの映像にまつわる関係各所での導入が見込まれます。

電子色票で日本発の国際規格を作り、業界標準を狙う。

『忠実色再現画像システム』


 LED電子色票のほかにも、人が見たままの色を正確に取得する『忠実色再現画像システム』を開発しました。撮影可能な色域がほぼ人の目と同じなので、被写体の質感まで生々しく伝えることができます。

 このシステムは製品の色検査や、美術品のアーカイブ、医療など正確な色の再現が必要不可欠な分野での利用が見込まれています。何度も言いますが、今ある美術品や文化財の色を記録するために写真を撮影したとしても、その写真の色は私たちが「目で見ているありのままの色」ではありません。この技術を使えば、それを解決することができるのです。

   また現在、静岡大学発でLED電子色票の国際標準規格化が進んでいます。ノブオ電子は色のスペシャリストとして2011年からこの委員会に参画しています。日本発の国際標準規格を立ち上げれば、日本のものづくりはもっと強くなります。弊社では電子色票の規格の立ち上げから技術検証等に積極的に参加して、業界のスタンダートを作るべく活動しています。

「ありのままの色」は感動を生む。その先に広がる未来とは。

遠隔地絵画共有のイメージ図


 「ありのままの色」を撮影・再現できる弊社の技術を使えば、たとえばインターネットを介して、絵画などの美術品の美しさを共有することができます。既にカメラやディスプレイの性能は高い水準にありますが、それを大きく超える、より本物の美術品を目にしたときの感動に近い体験ができるはずです。

 もちろん乗り越えなければならない壁は多いですが、技術開発をさらに進め、多くの方々と力を合わせることで、「色」を通じた多くの感動を届けて行きたいと考えています。

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取扱会社

株式会社グローバルテック

・ケーブル販売 ケーブル加工の製造販売 ・無機EL・LEDを使用した各種製品の設計 製造 販売 ・光学機器 理化学機器 半導体製造装置部品の設計 製造 販売 ・精密機械板金加工業 ・プリント基板の実装の設計 製造 販売 ・光学系ランプ類一式 ・半導体装置のガラス アクリル等の販売

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