超軽量、カスタムOK。フレームまで艶消し黒の音響映像向けラック

掲載開始日:2017-12-11 00:00:00.0

超軽量、カスタムOK。フレームまで艶消し黒の音響映像向けラック 摂津金属工業株式会社

コンサートやライブでの演者の背景や、テレビの音楽番組のステージ上を注意深く見ると、音響・電子機材などが収まったラックが視界に入ります。「シルバーの縁取りの黒い箱」が、それです。普段、別段気にすることなく目にしていますが、例えばその箱が『真っ黒』だったらどうでしょう?照明を受けても光が反射することなく、より演者やステージが見やすくなるはずです。そんな、演出にこだわったプロ仕様の音響・映像機器向けラックが『クロノラック』。頑丈さと軽さも高いレベルで両立したこの製品について、摂津金属工業(大阪府守口市)の伊藤社長に話を聞きました。

今回紹介する技術と製品

音響・映像向けラックケース
『クロノラック CROシリーズ』

『クロノラック CROシリーズ』は、EIA規格に準拠した19インチマウント型の音響機器・映像機器を収納できるラックケース。外観は艶消しの黒を基調とし、照明を反射しないのでライブハウスやステージで空間にしっかり調和します。サイズ変更をはじめ、ハンドルやキャスターの追加、材質変更などフルカスタマイズに対応。従来製品に比べ40%の軽量化を達成しつつ、堅牢性も保持しています。

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

電子機器の「ハコ」づくりの専門メーカー。
『19インチラックのSETTSU』として知られる。

代表取締役社長 伊藤 高之 氏

代表取締役社長 伊藤 高之 氏

当社は1950年に創業し、「電子機器の箱作りに特化したメーカー」として、その歩みを進めてきました。

創業当初は電子工作や電子部品関連で使用するアルミケースなどを手がけていましたが、1970年代に「19インチラック」を標準化して製造・販売を始めたことが、現在の主力事業の礎になりました。

19インチラックは放送業界やFA業界で使われていましたが、2000年代になり状況が大きく変わります。いわゆるネットバブルです。これに伴い、弊社の19インチラックは情報通信分野でも多くのご利用をいただくようになりました。

おかげさまで今日では、『19インチラックのSETTSU』として広く認知いただいています。

電子機器の「設置」だけでなく「運搬」もカバー。
電子機器を持ち運ぶ箱=『トランスポートトランク』。

電子機器を安全・便利に運搬する「トランスポートトランク」。摂津金属工業がIDEALブランドで展開する。

電子機器を安全・便利に運搬する「トランスポートトランク」。摂津金属工業がIDEALブランドで展開する。

19インチラックをはじめとして、当社が従来から取り扱っていた電子機器向けのラックは「設置」に重きを置いたものでしたが、2015年ごろからは「運搬」の領域もカバーする製品を製造・販売するようになりました。

それが、「トランスポートトランク」です。当社では、『IDEAL(アイデアル)』ブランドとして展開しています。

「トランスポートトランク」という名称は、当社が作成した造語ではありますが、簡単に『電子機器を安全・便利に持ち運ぶための箱』とご理解いただければと思います。長年、電子機器の設置・収納についてのノウハウを積み重ねた当社が、設置の前後工程である運搬までを一連のものとして捉え、そのトータルソリューションをご提案するために取り揃えた製品群です。

耐久性や防水・防滴・防塵性能はもちろん、耐振動、耐衝撃性などの豊富な機能を、収納する機器やその用途に合わせて選ぶことができます。形状も、「アタッシュ型」や「ボックス型」など豊富に取り揃えています。さらには、お客様のご要望に応じた1台からのカスタマイズに対応できることや、手厚いアフターサービスも、快適にご利用いただける大きなポイントかと思います。

音響・映像向けラックケース『クロノラック CROシリーズ』。
演出性に優れ、堅牢。従来比40%軽量で高い作業性。

音響・映像向けラックケース『クロノラック CROシリーズ』。全面が艶消し黒で、照明を反射しない。

トランスポートトランクの新製品として今回リリースしたのが、音響・映像向けラックケース『クロノラック CROシリーズ』です。

音響・映像向けのラックケースは、例えばコンサートやテレビの音楽番組において、機材を収納するために“ステージ上で”使われます。『シルバーで縁取られた箱』を目にしたことはないでしょうか?まさにそれです。

従来の製品はシルバーで縁取られているため、演出照明の光を反射していました。これは結果として、演出や演者の見栄えを邪魔することにつながります。そこで当社では、縁取りまでを艶消しの黒にし、ステージ演出に与える悪影響を極力排除する「クロノラック」を開発しました。言わば“黒子に徹する”ラックケースです。

もちろん、当社の「箱の専門家」としてのノウハウを注ぎ込み、「ラック」としての性能も追求しています。音響・映像機材は搬入・搬出・移動が頻繁に行われますので、大幅な軽量化を図りました。従来製品に比べ40%ほど軽くなっており、作業負荷を大きく低減できます。あわせて、堅牢性・耐久性についても十二分な性能を持っていますので、安心してお使いいただけるかと思います。

「箱」としてのこだわりについては、ぜひ、金属部分の取付処理や塗装、内面の接合部などのあしらいを見ていただければと思います。「箱の専門家」としての、当社の職人的なアプローチが垣間見えるはずです。

音響・映像向けラックケース『クロノラック』は、「ステージやイベントの演出には細部までこだわりたい」といったプロ志向のラックであるとともに、作業負荷を低減させる汎用的な側面も合わせ持つラックです。ぜひ一度、実物を見ていただければと思います。従来からあるシルバーの縁取りのラックとは一線を画す製品ですので、「やはり、こちらのほうがいい!」と感じていただけるものと思います。

19インチラックの『SETTSU』。
トランスポートトランクの『IDEAL』。
2つのブランドを育てていく。

19インチラックの『SETTSU』と、トランスポートトランクの『IDEAL』

19インチラックの『SETTSU』と、トランスポートトランクの『IDEAL』

これまでお話ししてきたとおり、当社のコア技術は「高機能な箱」の製作です。

これまで培ってきた機器収納のノウハウを生かし、今後も板金やアルミフレームを使用した内部機構の構築や、品質と機能性を追求していきます。また、新製品のクロノラックのように、従来とは違った切り口から新しい価値を生み出し、世の中に提案していきたいと考えています。

トランスポートトランクについては、『IDEAL』ブランドとして本格的な展開を開始しました。長年親しまれてきた19インチラックの『SETTSU』とともに、今後はこの2つのブランドを育てていきたいと考えています。

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取扱会社

摂津金属工業株式会社

電子機器収納用19インチラック(サーバーラック、キャビネットラック、ネットワークラック、オープンラック、デスク、コンソールデスクなど)及び関連するサブラック・ケース、プラスチックケース及び電子機器の保管・運搬用トランクケース・コンテナなどの設計・製造・販売

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