ディスプレイの“ぎらつき”を高精度に定量評価。JIS規格に準拠

掲載開始日:2020/02/17

ディスプレイの“ぎらつき”を高精度に定量評価。JIS規格に準拠

日々高画質化が進むディスプレイですが、使用時の課題に素子の輝度差が引き起こす“画面のぎらつき”があります。高解像度化とぎらつき抑制の両立が求められる中、開発の現場では “ぎらつきを数値化したい”というニーズが高まっています。アフロディ(東京都町田市)では、欧州の大手自動車メーカーでも実績がある、ドイツDM&S社のぎらつき定量評価システム『SMS-1000』を販売。今回、同製品のメリットや今後の展開について、嶋代表に話を聞きました。

今回紹介する技術・製品

ぎらつき定量評価システム『SMS-1000』

『SMS-1000』は、ディスプレイのぎらつきをJIS規格に準拠した方法で高精度に数値化できる定量評価システムです。簡単な操作性と高い再現性が特長。ぎらつき・解像度・反射特性・透過特性の測定が行え、ディスプレイ開発や品質保証に活躍します。大手自動車メーカーやパソコンメーカーをはじめ、豊富な採用実績があります。

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ディスプレイの高解像度化に伴う課題が発生。
“ぎらつき度合”の定量評価が必要

アフロディ株式会社 代表取締役CEO 嶋 秀一氏

アフロディ株式会社 代表取締役CEO 嶋 秀一氏

製造業において、“ディスプレイの高画質化”は大きなトレンドの一つです。中でも、解像度は、時代とともに発展を続けており、昨今では8Kの時代が到来しようとしています。また、スマートフォンなどが凄まじい速度で普及しているほか、電車内や街中でもディスプレイによる動画広告を頻繁に見かけます。5Gや6Gが浸透する頃には、屋外でディスプレイを利用するシーンは益々増えるでしょう。

しかし、ディスプレイの画素が小さくなるに伴い、ディスプレイに照明が映り込む現象を抑制するための「アンチグレア(AG)処理」が、逆に光を拡散させてしまい“ぎらつき”が生じるという課題でてきました。反射防止とぎらつき抑制はトレードオフの関係にあり、ぎらつきを解消するためにAG処理の粒子を小さくすると効果が小さくなってしまいます。

そのため、抜本的な対策としてAG特性を持ったディスプレイ構造や光学部材の開発が進められており、研究を効率的に行うためにディスプレイのぎらつきを定量的に把握する手法が必要とされているわけです。

高精度のディスプレイぎらつき定量システム。
簡単操作で目視レベルの差がきれいに出せる

ぎらつき定量評価システム「SMS-1000」の特長や測定プロセスがわかる

今回ご紹介する『SMS-1000』は、ディスプレイのぎらつきを非常に高い精度で数値化できる定量評価システムです。ディスプレイの測定領域で世界的に著名なマイケル・E・ベッカー氏が立ち上げた、「DM&S社」が開発した製品で、欧州自動車メーカーやパソコンメーカーなど多数の導入実績があります。2019年12月に制定された「JIS C1006」認証を取得しており、国内での拡販も進んでいます。

測定プロセスは非常にシンプルで、セットした測定物をCCDカメラで撮影し、画像処理をするだけ。この画像処理の際に、学術的にも認められている独自のアルゴリズムで「ぎらつき」を数値化できます。

特筆すべきはその“精度(再現性)”です。ぎらつきコントラストが低い測定物ほど目視レベルの差が出にくく、測定が難しいのですが、『SMS-1000』はこの違いがきれいに出せます。微妙な違いが研究開発に多大な影響を及ぼすこともあるため、これは大きな利点です。さらに、条件出しが容易なのもポイントで、こうしたメリットが多くのユーザーの評価を得ている所以です。

車載分野をはじめ国内でもニーズが拡大。
モニター、TV分野でも標準化を目指す

ぎらつき定量評価システム「SMS-1000」。4項目の数値化ができる

ぎらつき定量評価システム「SMS-1000」。4項目の数値化ができる

2015年より販売をスタートした『SMS-1000』ですが、海外の大手メーカーで使用されていることもあり、すでに国内の大手自動車メーカーやその関連メーカーでも採用されています。「非常に測定精度が高い」「業界内の標準機になる」など、嬉しい声も多数いただいています。

しかし、国内における認知度はまだまだこれからというところです。今後は、引き続き車載関連に注力しつつ、モニター関連、TV関連の分野にも展開していく予定です。

8K、5Gといったテクノロジーに注目が集まる中、ディスプレイの高画質化は今後益々重要性が増してきます。当社では、「ディスプレイで社会と世界を変革する」をコンセプトに、『SMS-1000』を業界スタンダード機へと成長させ、次世代に向けたディスプレイづくりに一層貢献していきたいと考えています。

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取扱会社

アフロディ株式会社

事業内容 ・ディスプレイ測定機器事業 ・新しいディスプレイの未来ライフスタイル事業 ・ディスプレイ技術コンサルティング事業

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