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最終更新日:2023-06-15 15:18:03.0

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水質汚染対策の基礎知識6 汚水処理技術の種類

基本情報水質汚染対策の基礎知識6 汚水処理技術の種類

水質汚染の基礎知識第6回は、11通りの物理的、化学的処理法について解説します。

水は誰でも使います。それは同時に使った水をどこかに捨てていることでもあります。その捨てられる水が本連載の主題です。捨てられた水(排水)は放置されているわけではなく、コストをかけて処理されています。事業者や工場が自分で処理する場合や、下水道に流し込まれた下水を終末処理場(水再生センター)で処理することが基本です。しかし、適切な処理無くして、川、池、湖や海域に放流されたり、または漏えいして地下に浸透していく部分があります。それが水域の汚染・汚濁の主原因となっているのです。この基礎知識では、9回にわたり、排水や汚水の法令規制や無害化処理法を解説します。

もくじ
1.機械的スクリーニング
2.沈降分離
3.浮上分離、加圧浮上分離
4.凝集沈殿分離
5.清澄ろ過
6.中和、pH 調節操作
7.酸化と還元法
8.塩素による酸化(塩素酸化処理法)
9.吸着法
10.イオン交換法
11.膜分離法(膜処理法、膜ろ過法)


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