株式会社アントンパール・ジャパン
最終更新日:2020-06-03 09:48:20.0
マイクロ波試料前処理装置 Multiwave GO
基本情報マイクロ波試料前処理装置 Multiwave GO
すぐに利用できる信頼性の高い前処理装置
アントンパール社には、前処理装置トップメーカーとしての40年以上にわたる実績があります。
最新の技術革新を取り入れたMultiwave GOには、アントンパール社のエンジニアリング技術が結集されています。
新設計の画期的なダイレクトマルチモードキャビティーは、モノモードとマルチモードマイクロ波の長所を兼ね備えています。モノモードのシステムとして、マイクロ波がダイレクトにサンプルに向けられるため、非常に効率的な加熱が可能です。
また、マルチモードのシステムとして、1度の実行で複数のサンプルの前処理を行うことができます。
またターボ冷却プロセスにより、ローターの12のポジションに全て装填した状態で、最短8分という画期的な冷却時間を実現します(EPAメソッドの場合)。
SMART VENTテクノロジーを搭載したMultiwave GOは、市販のマイクロ波試料前処理装置の中で最も利便性の高い製品です。
マイクロ波合成ソリューション
1986年以来マイクロ波合成技術は着実に成長し、特にこの10年間は目覚ましい進歩を遂げています。
アントンパール社は常に現代の研究機関や産業界のニーズを満たす、信頼性と汎用性の高いマイクロ波機器の設計と実用化を進めてきました。
アントンパール社の新世代マイクロ波合成ソリューションは、製薬業界を中心とする要望の高まりに応えて開発されたR&Dの初期段階から、キロラボ処理までのあらゆる規模のマイクロ波合成アプリケーションをカバーする明快なソリューションです。 (詳細を見る)
入門:マイクロ波装置の効果とメリット
マイクロ波酸分解の基本、また合成については、それぞれガイドブックを作成しています。無料ですので、下記のリンクからご請求ください。
試料の前処理と化学合成には類似点があります。どちらも高温で効率的になり、一部のアプリケーションは高温でしか機能しません。
温度を上げると反応時間が大幅に短縮されます。アレニウスの式に基づくと、経験則によれば、温度を10℃上げると反応速度が2倍になります。
言い換えれば、140℃で5時間の反応は、200℃で5分未満で終了します。
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【生産終了】 Multiwave 3000
【後継機種のご案内】
ICP分析や、原子吸光分析(AAS)の前処理におけるマイクロ波酸分解法は、高温高圧の密閉容器の中で酸分解を行うために安全を確保するための仕組みが不可欠です。
Multiwave 5000は全容器の圧力/温度制御および強制空冷による急速空冷により、高いレベルで性能と安全を両立しているため、未経験の試料でも安心して分解を行うことができます。
【特長】
■工具不要の操作で、作業を簡略化
■製薬業界への適応
■迅速で静かな冷却により、処理時間の短縮を実現
■パソコン、携帯電話からリモートアクセスで簡単操作が可能
■外部検査期間によるETLとGS(安全基準)の認定を取得
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【生産終了】 Multiwave Pro
【後継機種のご案内】
ICP分析や、原子吸光分析(AAS)の前処理におけるマイクロ波酸分解法は、高温高圧の密閉容器の中で酸分解を行うために安全を確保するための仕組みが不可欠です。
Multiwave 5000は全容器の圧力/温度制御および強制空冷による急速空冷により、高いレベルで性能と安全を両立しているため、未経験の試料でも安心して分解を行うことができます。
【特長】
■工具不要の操作で、作業を簡略化
■製薬業界への適応
■迅速で静かな冷却により、処理時間の短縮を実現
■パソコン、携帯電話からリモートアクセスで簡単操作が可能
■外部検査期間によるETLとGS(安全基準)の認定を取得
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
マイクロ波前処理装置の原理と上手な使い方
酸分解
酸分解は、最も一般的な湿式化学サンプル前処理技術です。濃酸またはその混合物を使用することにより、有機および無機サンプルのマトリックスを完全に破壊または溶解し、サンプル全体を溶解させることができます。続いて、元素または種の濃度は、AAS(原子吸光分析)、MIP-OES(マイクロ波誘導プラズマ発光分析)、ICP-OES(誘導結合プラズマ発光分析)、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析)[2]などの適切な分析技術を使用して決定できます。
酸分解に最も一般的に使用される酸とその典型的な濃度は以下の通りです。
? 硝酸、HNO 3(65%)
? 塩酸、HCl(30%?37%)
? フッ化水素酸、HF(40%?48%)
? 硫酸、H 2 SO 4(95%?98%)
? 過塩素酸、HClO 4(70%?72 %)
? リン酸、H 3 PO 4(85%)
? 過酸化水素、H 2 O 2(30%)
? 王水、HCl + HNO 3(体積比3:1)
? 逆王水、HCl + HNO 3(体積比1:3)
? ホウ酸、H 3 BO 3(約5%)
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マイクロ波試料前処理装置 Multiwave GO Plus
マルチウェーブ ゴー プラス は環境分析、食品、飼料などの ICP や 原子吸光分析(AAS) の前処理装置として、多くの実績を誇ります。優れた分析には優れた分解が欠かせません。
【便利】
マルチモードのシステムとして、1度の実行で複数のサンプルの前処理
【安全】
ターボ冷却プロセスにより、ローターに全装填した状態で、最短8分という画期的な冷却時間を実現し、容器の寿命も伸ばします
【安全】
内部状態の安全が確保されるまで、ドアのロックは外れません。初めてのマイクロ波分解でも、安心して使用できます。
【安全認証】
国内で流通しているマイクロウェーブとしては珍しい、第三者機関ETLとGSによる安全認証を取得しています。
【コンパクト】
一体型のコントロール用ディスプレーにより、省スペースで直観的に操作できます
【省コスト】
容器デザインがシンプルで、ランニングコストを抑えることができます
【簡単】
容器の開閉に工具が不要のため、取り扱いが容易です。安全対策も十分確保されています。
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比較:前処理用マイクロウェーブの安全性と第三者による認証制度
CEマークは、製品が該当するEU指令の要求事項に適合していることを示すマークで、製品の安全性に関わる項目も有することから製品の安全性を示す指標として用いられています。しかし、一般的にマークの提示には第三者機関での審査は必要なく、自社内での検討による自己宣言できることはあまり知られていません。そのため、安全性をユーザーに対して担保するためにはCEマークの掲示だけではなく、第三者機関による別の審査を受けることが望ましいとされています。
お使いのマイクロウェーブは、第三者機関の認定の取れているものですか?
また、どんな第三者機関とはどのようなものがあるのでしょうか?
(詳細を見る)
第3 回 微量金属元素分析のための試料前処理ー医薬品・医薬部外品
マイクロ波試料前処理セミナー第3 回 微量金属元素分析のための試料前処理ー医薬品・医薬部外品・健康補助食品等の試料前処理
本Webinarシリーズでは、微量金属元素分析のための試料前処理の基礎、使用器具や試薬、それらの選び方、また安全上の注意点や具体的なアプリケーション例についてご紹介致します。
第3回は「微量金属元素分析のための試料前処理 医薬品・医薬部外品・健康補助食品等の試料前処理 」についてです。
下記 ◆【ウェビナー動画】◆ リンクより、ご登録の上ご覧ください。(無料) (詳細を見る)
マイクロ波試料前処理セミナー「微量金属元素分析試料前処理の基礎」
本Webinarシリーズでは、微量金属元素分析のための試料前処理の基礎、使用器具や試薬、それらの選び方、また安全上の注意点や具体的なアプリケーション例についてご紹介致します。
第1回は「微量金属元素分析のための試料前処理の基礎の1」についてです。
第3回以降はアプリケーション例に関するご紹介を実施いたします。
下記 ◆【ウェビナー動画】◆ リンクより、ご登録の上ご覧ください。(無料) (詳細を見る)
試薬の自動分注装置:元素分析前処理、マイクロ波酸分解、フッ酸等
元素分析の重要性が高まっている一方、業務効率の改善と、分析作業者の安全性も求められており、昨今のラボマネジメントは多くの課題を有しています。その中で、自動化への注目も高まっています。
特に、酸分解においては、フッ化水素酸をはじめとするリスクの高い毒物を使用せざる得ないケースもあり、その取り扱いには十分な対策が必要とされています。 (詳細を見る)
取扱会社 マイクロ波試料前処理装置 Multiwave GO
物性測定・分析機器の製造、販売、サポート 密度計、粘度・粘弾性測定装置、ゼータ電位測定装置、マイクロ派合成装置、旋光計、など。 旧カンタクローム社製品も取り扱っております。 2024年1月からBrabender製品の取り扱いを開始しました。
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