【加工のワンポイント講座】線膨張係数について

温度上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合を温度あたりで表示

温度上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合を温度あたりで示した
ものを「熱膨張率(熱膨張係数)」と呼びます。

また、長さの変化を表したものを「線膨張係数(線膨張率)」、体積の変化を
表したものを「体積膨張率」と呼び、一般的には『線膨張係数』で示すことが多いです。

線膨張係数は常に一定の数値ではないため、ある温度範囲の平均値で表しています。
温度範囲が広がり過ぎると乖離が大きくなるため、ガラス転移温度の前後で
分けて線膨張係数を求めるような場合もあります。

【特長】
■熱膨張率(熱膨張係数)：温度上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合
■線膨張係数(線膨張率)：長さの変化を表したもの
■体積膨張率：体積の変化を表したもの

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