メタルスリーブ製品紹介（カタログ）20180111

ステンレス材での薄肉シームレス加工技術を活かし、医療分野から要請の多かったチタンでの小径シームレスパイプの開発に成功

【特長】
　■継ぎ目の無い完全なシームレスパイプです

　■外径：最小φ３mmからφ35mmまでの範囲で加工が可能

　■厚み：最小10μmまでの加工に成功

　■純チタンからβチタン合金やNi－チタン合金まで、
　　開発の範囲を拡大中、様々な用途や特性に対応いたします
　　医療分野に限らず、自動車業界・航空機業界からも
　　開発要請をいただいております （詳細を見る）

ＩＨ加熱用の基材として用いられると同時に、
薄肉化と熱伝導性を両立させる特徴をもっており、
パイプ自体に高い熱伝導性が必要なご用途に適しております。

【特長】
　■ステンレス-銅-ステンレスのような異種金属を重ね合わせた
　　超薄肉シームレススリーブが実現可能に

　■スリーブ強度はステンレスが確保、自己発熱や熱移動の機能を
　　銅層が実現しています

　■従来のステンレス製超薄肉シームレススリーブと同等の寸法精度
　　を達成しています

 （詳細を見る）

弊社製品のメタルスリーブは、金属性シームレスパイプを極限まで薄く加工する技術を駆使し、金属の塑性加工技術の粋を集めた遠藤製作所固有の技術です。

薄肉シームレスパイプ（積層タイプ）は、メタルスリーブ技術で加工した薄肉シームレスパイプの表面に用途に応じた金属を積層させます。
例えば、強度が高いステンレス製の薄肉シームレスパイプの上に、熱伝導性の高いアルミ材を積層させることで、ステンレスの強度とアルミの熱伝導性の両方の特性を有したシームレスパイプを実現することが可能になります。

ステンレス製の薄肉シームレスパイプの表面に、熱伝導性の高い異種金属を積層させることで、シームレスパイプの熱伝導を飛躍的に向上させています。

※詳しくは資料をダウンロードいただくか、お問合せください。 （詳細を見る）

【特長】
■従来のアルミ製定着ロールでは不可能な厚みｔ100μmを実現

■ステンレスの強度を活かし、ローラの熱クリープ強度が飛躍的に向上

■定着ロールの昇温時間を短縮、プリンターの消費電力を大幅に低減
⇒カタログ欄にデータを掲載
　　
■ロール面に異種金属を積層させることで、ロール表面の温度分布を均一化
⇒カタログ欄にデータを掲載

■当社固有のスピニング技術により、高精度シームレスロールの量産化に
　成功しました。ロールの逆クラウン形状も可能、
　プリンターの用紙搬送性に対応いたします。 （詳細を見る）

底部・円筒部に溶接部がないため耐食性に優れており、
厳しいご使用環境において優れた特性を示します。 （詳細を見る）

弊社製品の「メタルスリーブ」は、金属性シームレスパイプを極限まで薄く加工する技術を駆使し金属の塑性加工技術の粋を集めた遠藤製作所固有の技術です。

薄肉シームレスパイプは、メタルスリーブ技術で加工した薄肉シームレスパイプの表面に用途に応じた金属を積層させます。
例えば、樹脂フィルムのように撓ませて使用することが可能となります。
耐熱性、耐食性、耐摩耗性、機械強度に優れています。

【材料】
例：SUS304
※鉄、銅、ニッケル合金、クラッド材（異種合板）でも加工が可能です

【寸法】
例：φ30mm×ｔ35μｍ×L320ｍｍ
※加工寸法はご相談に応じて対応いたします

※詳しくは資料をダウンロードいただくか、お問合せください。 （詳細を見る）

弊社製品の「メタルスリーブ」は、金属性シームレスパイプを極限まで薄く加工する技術を駆使し
金属の塑性加工技術の粋を集めた遠藤製作所固有の技術です。

薄肉シームレスパイプ（単層タイプ）は、他工法では実現困難な板厚100μｍ以下の薄肉加工を実現！
耐熱強度や耐食性を備えた「薄肉シームレスパイプ」としてご使用いただいております。

※詳しくは資料をダウンロードいただくか、お問合せください。 （詳細を見る）

円筒部に溶接部が無いため耐食性に優れており、
厳しいご使用環境において優れた特性を示しております。 （詳細を見る）

■高速モータ用メタルスリーブ：ロータ保護カバー用
永久磁石の薄肉・軽量保護カバー
非磁性・シームレス・薄肉・高強度・高精度・低コストが特長です
(SUS316L/SUS305)

■高速モータ用メタルスリーブ：ロータ補強用
高い遠心力が掛る永久磁石の補強対策に
非磁性・シームレス・高強度・高精度・低コストが特長です
(SUS316L、ニッケル合金、チタン合金)

■シームレス円筒薄肉容器
電池ケース、センサーケース、圧力容器に好適
薄肉・シームレスで高精度、耐久性があり、
製品の軽量化や内容積UPも可能です

■駆動ベルト
ｔ30μm～の超薄肉、1600Mpa以上の高い機械強度を有します
精密機器の減速機構や産業用ロボットに好適
高温・低温や真空など過酷な環境下での使用に適します

新たにメタルスリーブの技術サイトを立ち上げました。
HPだけでは紹介しきれない、メタルスリーブの最新製品・技術情報を
数多く掲載する充実した内容になっています！
★メタルスリーブ技術サイトは下記URLよりご覧ください！ （詳細を見る）

金属ベルトは精密機器や産業用ロボットの駆動伝達装置や減速機構において、大変有効な駆動伝達アイテムです
遠藤製作所は高強度・高精度と低コストを実現した金属製超薄肉シームレスベルトの製造を可能にしました

【金属製超薄肉シームレスベルトの特長】

■独自製法で超薄肉・シームレス化を実現、金属ベルトでありながら、
しなやかな動作が可能となります

■ステンレス製であるため、高温・低温・真空といった過酷な環境下でも安定した特性を維持します

■高い圧延率と特殊な表面処理を施すことで、1600Mpa以上の高い機械強度を示します

■ベルト切断面の独自エッジ処理により、回転ムラの原因となるバリや欠陥を除去、高精度の駆動伝達を実現します

■スピニング工法を応用したシームレスベルト製法で、従来にない高い生産性を実現します

シームレスベルト用の様々な専用加工機・測定器・評価機を所有しています。疲労強度を専用試験機で測定している様子を動画でご覧ください。サンプルをご希望の場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください （詳細を見る）

厚み15μm以下、金属製超薄肉シームレススリーブ、シームレスパイプを
加工可能とする特殊工法【スピニング工法】は遠藤製作所の固有技術です
今回初めて加工動画を公開します。
ステンレスパイプが薄く伸ばされていく様をご覧下さい。

【特長】
■完全なシームレス加工が可能です

■金属を厚み15μm以下（最小10μm）まで薄く加工することができます

■最小径φ12mm～最大径φ160mm、最大長Ｌ420ｍｍ

■ステンレス、鉄、銅、ニッケル、ニッケル合金、チタン、クラッド
　様々な金属に対応が可能です

■年間300万本の量産実績があります （詳細を見る）

【特長】
■独自のスピニング技術を活かし、厚さｔ0.1～0.5mmのシームレス
　ステンレスロールを開発しました。

■薄肉加工（ｔ0.1～0.5mm）により飛躍的な軽量化が可能となります。

■ステンレスの特性を活かし、強度・耐食性・耐熱性に優れます。

■完全なシームレス加工のため、溶接部分での品質劣化の心配が
　ありません。

■両端部の形状につきましては、ご仕様に合わせ、別途対応させて
　いただきます。
 （詳細を見る）

精密機器における動力伝達方式は主に歯車が用いられていますが、
伝達精度・粉塵防止の点で歯車に代わる方式が求められています。
金属ベルトは歯車が抱える課題を解決する動力伝達方式と知られていますが、
加工性や強度の問題で、低コスト・高強度な金属ベルトを生産するのは
難しいのが現状です。

遠藤製作所は独自の加工法によって金属製超薄肉シームレスパイプ
（メタルスリーブ）を製造しています。その技術により、
従来の金属ベルトよりも30％高い疲労強度の金属ベルトの生産に成功、
コストも従来より50％カットで製造できることが可能になりました。

メタルスリーブの技術は厚さ30μm以下の超薄肉金属ベルトの量産化を
可能にしています。
高強度で低コストに生産できる超薄肉金属ベルト(シームレスベルト)の
技術資料を進呈します！

【掲載内容】
■高強度、低コストでの量産方法の研究開発について
■シミュレーション技術の開発について
■新加工法の開発について
■残留応力の評価と活用について
■ベルト端面性状の改良について
※詳しくはお問合せいただくかPDFをダウンロードください。 （詳細を見る）

金属製シームレスパイプを極限まで薄くする加工技術とその製品を、我々は｢メタルスリーブ｣と呼びます。
厚さ10μｍという超薄肉な金属シームレス加工技術は、OA機器から環境・医療分野まで幅広く注目されています。

メタルスリーブって何？どうやって製造するの？
どんな特長があるの？何に使えるの？

初めてご覧いただく方にも分かりやすく、メタルスリーブの基礎知識がお伝えできるマスターブックをお届けいたします。
詳細はPDFをダウンロードいただくかお問合せフォームへご連絡下さい。

＜掲載内容＞
・メタルスリーブ製造工程
・メタルスリーブ5つの特長
・メタルスリーブ応用例
　応用例1　定着スリーブ、定着ロール
　応用例2　駆動ベルト

☆さらに今回は製品サンプルを無償で進呈いたします☆

＜製品例＞
■高速モーター用スリーブ
■チタンパイプ・リング
■超薄肉シームレスベルト
■薄肉定着ロール
■薄肉ステンレスロール
■超薄肉シームレススリーブ
■クラッドスリーブ
■小径シームレスパイプ

※製品サンプルご希望の方は『★メタルスリーブ製品サンプルご案内』をご覧下さい （詳細を見る）

従来のニッケルチタン合金製パイプは、引抜や切削加工が用いられてきましたが、遠藤製作所では深絞りとスピニングでシームレス加工を実現しています。それにより大径/薄肉化を図ることも可能となり、医療用途以外に、コネクタ・継ぎ手・スイッチ・センサー等の応用分野が期待されています.

【開発品仕様】
　小径：φ3×ｔ0.285×L30（Ti-50,51Ni)
　小径/薄肉：φ3×ｔ0.050×L50（Ti-51Ni)
　大径/薄肉：φ25×ｔ0.045×L200（Ti-50,51Ni)
　※寸法は開発状況により変更する事があります

ニッケルチタン合金は変態温度の違いにより、形状記憶と超弾性のタイプに区別されます

【Ti-50Ni】
形状記憶の特徴があり、形状を記憶させると変形後も所定温度以上に加熱することで、元の形状に復元するユニークな特性があります

【Ti-51Ni】
超弾性の特徴があり、曲げたり潰したりしても力を除けば元の形状に復元することができます
当社製メタルスリーブの復元性・弾力性が分かる動画を掲載しています
是非ご覧下さい！

※詳細はお問合せフォームよりご連絡下さい （詳細を見る）

近年、電気自動車や家電製品に用いられるモータの回転数は上昇傾向にあります。高回転によりロータには大きな遠心力が発生、永久磁石の破損や飛散を防ぐ対策が必要となります。これらに適したメタルスリーブをご提案します。

1【ロータの保護カバー用メタルスリーブ】

永久磁石が破損した際の飛散防止対策として、非磁性金属の薄肉シームレスパイプでロータ部を保護します。薄肉化により磁力損失を最小限に抑え、かつ軽量化や磁石～コイル間の距離短縮も可能となります
※厚み：ｔ0.05～0.3ｍｍ
※材料：SUS316L、SUS305

2【ロータの補強用メタルスリーブ】

永久磁石の補強対策として、非磁性金属のシームレスパイプを永久磁石に圧入、遠心力による破損を防ぎます。多種の金属が選択可能であり、他工法と比較しても低コストを実現します
※厚み：ｔ0.30～3.0ｍｍ
※材料：SUS316L、ニッケル合金、チタン合金

☆1，2の詳細については、カタログ欄の資料をご覧下さい
☆カタログ欄「開発事例」にあるβチタンとSUS316Lのサンプルを進呈いたします！ご希望の方はお問合せフォームよりご連絡下さい （詳細を見る）

64チタンは疲労強度に優れており、高温下でも安定した強度を保つことが可能なため、医療分野をはじめ、航空機・宇宙産業・自動車・バイクなどの部品として幅広く利用されています。

硬くて伸びにくい材料のため冷間加工は難しいと言われており、一般的に熱間鍛造や切削での加工となります。
当社ではステンレス材のシームレス加工技術を活かし、冷間加工において64チタンパイプの開発に成功いたしました。
高精度で、他工法に比べて生産性が高いというメリットがあります。

最近では高速回転する各種モータにおいて、永久磁石の破損防止のための補強部材として、この64チタン製パイプのニーズが高まってきています。

☆64チタン製シームレスパイプのサンプルを無償進呈いたします。
　ご希望の方はお問合せフォームよりご連絡下さい。

（サンプル仕様）
・ф14mm×t1.0mm×L25mm
・φ14mm×t1.0mm×L50mm
 （詳細を見る）

近年、電気自動車や家電製品用モータは高速化へ、ドローン用モータは大径化が進んでおり、ロータには今まで以上に大きな遠心力が発生します。
遠心力による永久磁石の飛散防止対策として、非磁性金属の薄肉シームレスパイプでロータ部を保護することを提案します

【特長】
■深絞り・しごき加工により、高精度・高強度なｔ0.05mmの薄肉・シームレスを実現しています

■保護カバーの薄肉化により、ロータの軽量化、コイルと磁石間のエアギャップを小さくすることが可能となり、モータ出力の向上に繋がります

■深絞り・しごき加工時の加工硬化の作用により、メタルスリーブは高い機械強度を示します

　※引張強度
　SUS316L絞り・しごき管：900～1,000MPa
　βチタン　　　　　　　 ：1,200～1,500MPa（開発品）

■トランスファープレス機により生産性が向上、コスト低減に貢献します
※専用トランスファープレス機についての詳細は下記URL★よりご覧ください
 （詳細を見る）

【シームレス円筒薄膜管の特長】

■円筒面と底面は完全なシームレス加工がされています

■底面の厚み：ｔ0.02～0.05ｍｍ＜円筒面の厚み：ｔ0.05～0.20ｍｍの
　底面をより薄く加工した円筒管です
※断面の拡大写真をご覧いただきますと、底面の薄さが
　お分かりいただけます

■薄膜加工された底面の厚み精度は10％以下に抑えられており、
　均一に振動させることも可能です

■材料はステンレスを採用しており、耐食性や強度に優れ、
　バネ性も期待できます

【応用例】

・ 精密容器／カバー
・ 音響機器部品（マイク／スピーカー／ブザー）
・ 振動センサー
・ 温度センサー

★動画にて、底面の薄さと振動具合をご確認いただけます
　（円筒薄膜管を特殊な治具にセットし、空気を送り込んで
　　振動させています）

　製品サンプルをご希望の方は、お問合せフォームよりご連絡ください
 （詳細を見る）

当技術資料では、高速モーターのローター保護カバーとして、メタルスリーブを用いた場合の特長や製造可能仕様を掲載しています。

永久磁石が破損した際の飛散防止対策として、ｔ0.05～ｔ0.30ｍｍの非磁性の薄肉パイプを磁石の外側に装着することを想定しております。
薄肉シームレスであるため、永久磁石～コイル間の距離を極力小さくすると同時にカバー自体の重量を抑制いたします。

※詳しくは、PDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せ下さい。

 （詳細を見る）

近年、電気自動車や電動コンプレッサー、電気機器用モータの高速化に伴い、ロータと永久磁石には高い遠心力が発生しています。当社は独自のスピニング製法で加工したステンレス製メタルスリーブを、ロータと永久磁石の補強部材として用いることを提案します

ステンレス材料をスピニング加工することで、材料の加工硬化の作用により、非磁性かつ高い機械強度を可能にしています

【引張強度】
　SUS316L製メタルスリーブ：1,100~1,200MPa

ステンレス製メタルスリーブは、ニッケル合金やチタン合金に近い機械強度を有する上、材料費と加工費の低減が可能となり、これらの金属と比較して50％以上のコストダウン(当社比)を可能にしています
　　　　　　　　　　　
※詳細についてはカタログ欄の資料をご覧ください （詳細を見る）

高強度かつ均一な厚みを実現し、電池ケース、センサーカバー、精密容器、圧力容器に活用が可能です

【シームレス円筒薄肉容器の特長】

■厚さｔ0.05～0.20ｍｍ高精度な薄肉加工が可能です
　小型：φ12×Ｌ20ｍｍ～φ30×Ｌ80ｍｍ
　大型：　　　　　　～φ50×Ｌ1000ｍｍ

■円筒面と底面は完全なシームレス加工であり、接合面での品質劣化の心配がありません

■高強度の薄肉容器であるため、内容積ＵＰや容器の軽量化が可能になります

■ステンレス、鉄、銅、アルミなど、幅広い材料での加工が可能です

■トランスファープレス機により、製品価格を大幅に低減することが可能です
※写真4・5枚目がトランスファープレス機となります

■底面をより薄く加工した円筒管の製作も可能です
※底面厚み：ｔ0.02～0.05ｍｍ＜円筒面厚み：ｔ0.05～0.20ｍｍ
※音響機器部品、振動センサー等にご活用が可能です
　詳細は下記★印のＵＲＬよりご確認ください
 （詳細を見る）

遠藤製作所のメタルスリーブは薄肉・高強度・高精度を特長とする金属製シームレスパイプです。この度専用の技術サイトを立ち上げました。
ホームページだけではお伝えしきれない、メタルスリーブの新着情報や技術情報を盛り込んだ充実した内容となっております。

【技術サイト内容】

■メタルスリーブとは
製造工程、特長、加工可能寸法・材料

■事業、開発方針
メタルスリーブ事業部の技術課・営業課・量産工場（タイ）紹介

■製品・技術紹介
新しい技術、製品を定期的に更新して掲載していきます

■お知らせ
製品・技術紹介ページの新着情報や、遠藤製作所として皆さんにお知らせしたい内容をアップしていきます

メタルスリーブへの熱い想いを込めて制作したこの技術サイトを、皆様にぜひご覧いただき、自動車・医療・電池・モータ分野などでお役に立てることがあれば、お気軽にご連絡ください。
スタッフ一同、ご協力できる機会をお待ちしております。
 （詳細を見る）