ミンコ・プロダクツ合同会社
最終更新日:2021-02-02 10:47:42.0
フィルム状自己制御ヒーター
基本情報フィルム状自己制御ヒーター
自己制御機能を保有したPTC特性フィルム状ヒーター
SLTヒーターは一定の環境において加熱対象の温度を維持します。低温時は高出力ですが、昇温に伴い出力は次第に低下し設定温度付近では出力はほぼゼロになります。SLTヒーターは強いPTC(正温度係数)特性を持っており、予め決められた設定温度に迅速に到達させます。他社製PTCセラミックヒーターと異なり-100℃から規定の設定温度まで全温度範囲でPTC特性を有します。
機能と利点
• 一定環境において高い温度均一性を持ち自己温度制御を実現します。
• 特許取得済みの材料はPTC特性を保有、システム設計を簡素化し最適な性能を約束します。
• 周囲環境温度範囲: -45°C〜120°C
• 動作設定温度範囲: 10°C〜70°C
• 絶縁材剥離や環境変化による過熱の危険性なし
• 薄く柔軟で軽量
自己制御型フィルム状ヒーター
Minco社のSLT(Self-Limiting Technology)ヒーターは従来のヒーターとコントローラーによる温度制御に置き換わるものとして開発されました。特許取得済のPTC特性を有する高分子材料を使用しており温度センサー・コントローラーを併用せずに温度制御の要求される様々なテーマへ対応します。そのためシステム設計が簡素化され製造・運用コストが削減されます。各テーマ向けに設計されたヒーターは、使用環境に合わせ出力が調整されるため自己温度制御が実現されます。他社既存PTCヒーターと異なりフィルム状のため柔軟性があり軽量なため貼付け時の制約を受けません。高分子化合物の抵抗値は設計された温度に到達すると指数関数的に増加しパワーが自動的に抑制されます。これにより過熱の危険性がないため安全性が要求される現場にも適しています。 (詳細を見る)
取扱会社 フィルム状自己制御ヒーター
ミンコは、医療用装置、診断機器、航空宇宙、防衛、半導体製造装置、発電、石油・ガス、回転機械、ビル・オートメーションなど多岐にわたる分野に製品を提供しています。カタログ品だけではなく、カスタム品の売り上げが大きな割合を占めています。そのため、お客様の技術担当者様とミンコの技術者が直接対話し、課題を深く理解した上で解決方法を提案する、「Engineer to Engineer」(EtoE)を基本理念として、設計段階からお客様とともに問題解決に向けて取り組みます。このEtoEにより、お客様の製品設計において、ミンコが有する様々な分野での経験が反映されることで、より洗練された設計を可能にします。また、競争力の高いヒーター、温度センサー、コントローラーおよびFPCだけではなく、それらを一体化、アッセンブリー化で高付加価値製品にするミンコの特徴を十分に生かした事業展開をしています。
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