有限会社アベソルダー
最終更新日:2018-08-02 10:03:31.0
鉛フリー半田の保証体系について
基本情報鉛フリー半田の保証体系について
鉛フリー半田の保証はできていますか?
RoHS指令の施行以降鉛フリー半田の需要は年々高まっております。プリント基板の表面処理としても用いられておりますが外観での見分けは困難です。そのため本当に「鉛フリー半田」で加工されているか、規制値である「1000ppm以下」を証明できるかが重要となります。もちろん人的なミスによる取り違えや混入が発生する可能性もあります。これらを可能な限り防止し流出させないことが重要となります。また様々なデータを取得・保管することで客観的に証明でき、トレーサビリティも取ることができます。弊社での「鉛フリー半田の保証について」の取り組み内容をまとめてありますのでご参考ください。
【導入事例】RoHS指令対応「鉛フリー半田レベラー」の信頼性確保
欧州RoHS指令では半田中の鉛の含有量を1000ppm以下としなければならず、
実際に客先にて最終製品の分析を行ったところ、基準値以上の鉛が
含有されている事例が確認されました。
そのためプリント基板の製造時に半田中の鉛の含有量を確認し、
保証する必要性が生じました。
解決方法として、半田槽内の鉛の含有量を確認するため蛍光X線分析計を使用。
さらに蛍光X線膜厚計を利用して簡易検査することで、鉛フリー半田製品と
共晶半田製品の取り違えを確認。
そのデータや分析サンプルを提出・保管することで、トレーサビリティにも
対応し保証を行う体系を構築することが可能となりました。
【事例概要】
■国内プリント基板メーカー様
・導入製品:「鉛フリー半田レベラー」
・使用半田:ソルダーコート社製「LLS-227N・219L」
蛍光X線分析計「SEA1000AIII」
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
基礎知識の紹介『鉛フリー半田レベラー』
「鉛フリー半田レベラー」は、半田を通常のものから鉛フリー半田に変更したものです。
Bi(ビスマス)やIn(インジウム)、Al(アルミニウム)を加えたものなど多くの種類があります。
2006年のRoHS指令により、EU内で製造・販売される一部の製品において鉛の含有が禁止となり、
切り換えが増加しています。
【特長】
■濡れ・スルーホールの上がり性が良好
■保存性がよく、経時劣化後の再加工が容易
■表面の厚みのばらつきが少ない
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せください。 (詳細を見る)
【資料】鉛フリー半田の保証体系
当資料は、鉛フリー半田の保証についての取り組み内容をまとめたものです。
鉛フリー半田使用の背景をはじめ、共晶半田製品と鉛フリー半田製品の
誤差業防止などについて掲載しています。
【掲載内容】
■半田レベラーとは
■鉛フリー半田使用の背景
■鉛フリー半田の種類
■現在対応可能な半田レベラー
■鉛フリー半田における保証の必要性
■共晶半田製品と鉛フリー半田製品の誤差業/混入防止
■鉛フリー半田の汚染防止
■まとめ
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 鉛フリー半田の保証体系について
プリント基板の表面処理を専業に行っております。半田レベラー、鉛フリー半田レベラー、無電解金メッキ、電解金メッキ、耐熱フラックス、ロジウムメッキ等。少量多品種も対応しております。現在は特に環境対応技術として鉛フリー半田レベラーに力をいれております。蛍光X線分析計を使用して日々自社で鉛フリー半田の分析を行っております。また現在主流のSn-Ag-Cu半田とともに海外にて多く使用されているSn-Cu-Ni半田(SN100C相当品)による鉛フリー半田レベラー加工も行っております。
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