石敏鐵工株式会社
最終更新日:2018-10-17 09:37:02.0
超小型人工衛星用アルミ一体型フレーム『モノベースフレーム(MBF)』
基本情報超小型人工衛星用アルミ一体型フレーム『モノベースフレーム(MBF)』
アルミの削り出しによる一体型タイプ!軽量で設計自由度が高く、部品点数が少なく組付け工数をカット可能。JISQ9100取得準備中!
『モノベースフレーム(MBF)』とは、石敏鐵工株式会社が独自設計したCubeSat用一体型フレームです。
アルミブロック材から削り出したモノコック一体型構造のため、一般的な「分割型」と比べ部品点数を削減でき、
よりシンプルな構造で、組み付けトラブルを減らすことができます。
また部品の材質の違いや接合部に起こりやすい熱伝導によるトラブルもありません。
【特徴】
■重量も剛性も形状も自由にカスタマイズ可能
■1~100個程度の量産型
■新規参入が容易
■低コストで安定した品質を実現
■CubeSat 規格準拠
※詳しくはPDFをダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。
超小型人工衛星向けのアルミ一体型構体『モノベースフレーム』
石敏鐵工では、今後の需要増加が見込まれる "超小型人工衛星" のフレーム(構体)を、
アルミブロックからの削り出しで加工する技術を開発いたしました。
製品名は『MBF:モノベースフレーム』です。
一般的には「分割型タイプ」が多い中で、
当社のMBFは「一体型タイプ」のため軽量化が容易で、設計の自由度が高いです。
部品点数が少なくなるため、組み付け工数の削減・品質の安定に繋がります。
用途に合わせてフレームの剛性、重量、形状を自由にカスタマイズできるため、
「剛性は必要ないが軽くしたい」「重くても良いが丈夫にしたい」といったご要望にも対応可能!
【MBFの特長】
・削りだしによる一体化のため、軽量で設計自由度が高い
・部品点数が少ないため組付け工数を削減可能
・高品質での量産が可能
※参考資料を、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。 (詳細を見る)
“Mono base frame”
Ishitoshi Iron Works Inc. has developed a technology to cut directly from aluminum block the body frame of Cube Sat, which sees increasing demand.
The product is “MBF – Mono base frame.”
Conventionally, the body frame of Cube Sat has been the ‘separated’ type. However, our MBF employs a light-weight integrated structure, allowing more flexibility in design.
Having fewer components shortens assembly time and assures quality since we have less components to worry about. (詳細を見る)
宇宙ゴミ研究に採用!超小型人工衛星向け構体『モノベースフレーム』
石敏鐵工が取り扱う、超小型人工衛星向けのアルミ一体型構体『MBF:モノベースフレーム』が、"九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室"の研究に採用頂きました。
当研究室では、宇宙開発における課題である「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」について、その軌道を地球上から測光観測する技術(ライトカーブインバージョン)の実証実験を行っています。
具体的には、姿勢の軌道上観測データとライトカーブを組み合わせ、光学観測による動態推定の実証を行うことがメインミッションとなります。
弊社のMBFは、この「Q-Li」のフレーム部分として採用されており、スペースデブリ研究に貢献すべく、共創開発に取り組んでおります。
【MBFの特長】
・削りだしによる一体化のため、軽量で設計自由度が高い
・部品点数が少ないため組付け工数を削減可能
・高品質での量産が可能
※実証実験とMBFの詳細は、下記「カタログダウンロード」よりご覧いただけます。 (詳細を見る)
宇宙機器向けの量産型フレーム『MBF:モノベースフレーム』
『MBF:Mono Base Frame(モノベースフレーム)』は、
超小型人工衛星(CubeSat)など、様々な宇宙機器のベースとなり得る量産型フレーム。
アルミブロックを削り出して製作するため、軽量かつ高い設計自由度を実現。
また、ジョイントがなく剛性が高いため、厳しい環境にも適応可能。
部品点数が少ないため組付け工数を削減できます。
■宇宙業界の背景
宇宙機器の需要が高まる中、1品ずつ手作りをする従来の製造方式のままでは、
作業者によって組み立て品質にバラツキが発生し、安定した量産は困難です。
超小型人工衛星を低軌道上に多数配置する「メガコンステレーション」が動き出す中、
従来の製造方法を見直すことは不可欠です。
『MBF』は品質の安定した宇宙機器量産の実現をお約束します。
■MBFの適応領域は拡大中!
・スラスターとバルブなどを組み込んだ推進装置
・テザー伸展機構を内蔵した宇宙ゴミ対策装置
・PocketQubeの構体として(2020年打上げ予定)等
※参考資料を、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。 (詳細を見る)
手のひらサイズの超小型人工衛星用アルミフレーム『MBF』
当社は、屋根瓦の金型メーカーとしての長年の経験・技術を活かし、
新分野への挑戦として「超小型人工衛星用アルミフレーム:MBF」に取り組んでいます。
アルミ製の部品を複数組付ける分割型である既存品は、
ねじの緩みが発生しないような対策・評価が必要となります。
当社製「MBF」は、ブロック状のアルミ材から削り出す一体型のため接合部がなく、
作業者のスキルによって精度が悪くなる心配がなくなるため、
その分、衛星の中身の設計に集中できます。
2017年のフレーム開発着手以降、業界関係者からの注目を頂く中、
静岡大学や九州大学が開発している衛星のフレームに採用されています。
(当衛星は、宇宙エレベーターや宇宙ゴミの対策の研究に使われる予定)
当社は今後も、宇宙事業を始め、新たな分野への挑戦を続けて参ります。
※製品カタログは、下記よりダウンロードしてご覧ください。 (詳細を見る)
取扱会社 超小型人工衛星用アルミ一体型フレーム『モノベースフレーム(MBF)』
超小型人工衛星用アルミ一体型フレーム『モノベースフレーム(MBF)』へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。