ファーレンハイト吸着式チラーカタログ総合ver.1.1

60℃の温水があれば、10℃の冷水が、電気をほとんど使わずに作れます。太陽熱温水や燃料電池からできる温水を有効利用できます。

●水の気化熱を真空状態で取り出す吸着式冷凍機が小型でも利用できるようになりました。吸着式冷凍機は、約60℃の温水があれば、10℃の冷水が、電気をほとんど使わずに作れます。
●コンプレッサーを使わないので、駆動部がなく、メンテフリーを実現できました。また、吸収式冷凍機で使う、アンモニアや臭化リチウムなどの化学薬品を使わない（水を冷媒として使ってる）ので、薬剤による機内腐食がなく、ノーメンテ・騒音なしを実現できました。
●太陽熱温水、燃料電池からできる温水やコジェネで余った温水を有効に利用できます。温水の熱を利用し、冷水を作りますので、冷水を冷房に使えば、夏場に温水の利用が少ないためコジェネや燃料電池の運転が止まることを減らすことができます。
●冬場に温水、夏場に吸着式チラーで作り出した冷水を使って空調すれば、1年を通じて空調に使う電気を減らすことができ、夏場・冬場のピークカットの寄与します。ピークを見越した契約電気容量も下げることが可能です。
●この3年間でヨーロッパを中心に300台以上設置され、その６０％以上の設置場所はデータセンターで、ガスのコジェネとセットで導入されています。