『二重遠心鋳造チルドロール』

製粉用・印刷用のロール機等の主要部品の１つとして使用されています。

ロール表面硬度並びに熱伝導の均等化とピンホールの皆無を実現させた遠心鋳造法によるロールです。外層の白鉄部と内層の鼠鉄部に適した材料を分けて注湯する二重遠心鋳造によって、希望通りのチル層を形成しております。

【特徴】
1．組織が均質のため硬度のむらがなく、扁磨耗が生じない為長寿命です。

2．チル層がメッキ層を強く支えるために、硬質クロムメッキの素材としても最適です。

3．鋳造歪が少ないのでロールのアンバランスがなく
　 　ロールシェルの厚さも薄く、内面仕上げも簡単で
　 　重量も軽く熱伝導にも優れています。

4．高硬度で粘りがあり且つ錆びにくい二重遠心鋳造合金ロールも製作しております。