ICラベルのウェルダー加工

RFIDの運用を開始するにあったって、気になるのがランニングコストです。ラベル状のICタグは安価であるがゆえに一定以上の耐久性を担保していません。繰り返し使用する用途には不向きです。一方で、耐久性を重視したセラミックや樹脂成型のICタグは繰り返しの使用ができる反面、相対的に高額となります。コバオリでは、両者の長所を折衷するICラベルにウェルダー加工を行うICタグをご提供し、お客様のコスト低減に寄与します。

【特長】
・軟質のPVCを使うので、素材が持つ弾力性で外部からの圧力を逃がします。
・耐候性PVCを採用しており、長期間の使用にも耐えます。
・透明なので印字情報が可視化でき、QR印字も可能です。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

耐衝撃性、耐圧性におけるICタグの大きな弱点は、ICチップの材料となる半導体自体の強度が大きくない事と、ICチップとアンテナの接続箇所の接触不良です。
従来のPVCモールド加工でも、PVCが持つクッション性がある材質により、強度アップに対応していますが、新技術によりICチップが外部からの衝撃や圧力の影響を直接受けづらくなりました。これまでは外圧から緩和していたのに対して、新技術ではそもそも圧が直接加わらない設計となり、更にに高い耐衝撃性、耐圧性が実現できます。
またこの技術はPVCモールド以外に、一般的なICラベル状でも対応が可能です。一見すると一般的なICラベルですが、内部の新構造により強度は大きくアップします。

※タギング対象物そのものが振動、衝撃が等発生する場合には、本加工は効果を発揮いたしません。 （詳細を見る）