大栄無線電機株式会社
最終更新日:2023-03-07 11:30:27.0
Cremat社 電荷感応型プリアンプ 製品カタログ
基本情報Cremat社 電荷感応型プリアンプ 製品カタログ
容量性センサ(例:放射線検出器)用の電荷感応型(チャージ・センシティブ)プリアンプなどの Cremat社製品総合カタログです。
フォトダイオードやフォトマルなど、電荷(チャージ)を検出する方式のセンサが測定対象です。
単体のモジュールだけでなく、評価ボード、アルミニウム・ハウジング、壁掛け式電源、完成品を取り揃えています。
本カタログでは、下記の各製品の概要を記載しています。
◆チャージ・センシティブ・プリアンプ
・CR-110シリーズ: ゲインが 1400~1.3 mV/pC の4種類
・CR-150: CR-110シリーズ 評価ボード
・CR-150-BOX: CR-110シリーズ 評価ボード用ハウジング
・CR-Zシリーズ: チャージ・センシティブ・プリアンプ 完成品
◆ガウシアン・シェーピングアンプ
・CR-200シリーズ: シェーピング時間が 50ns~8µs の8種類
・CR-210: ベースライン・レストアラ(回復回路)
・CR-160: CR-200シリーズ 評価ボード
・CR-160-BOX: CR-200シリーズ 評価ボード用ハウジング
・CR-S2シリーズ: ガウシアン・シェーピングアンプ 完成品
◆国際対応 壁掛け式電源
・CR-24V: フローティング 24V 壁掛け式電源
Cremat社 電荷感応型(チャージ・センシティブ)プリアンプ
APD(アバランシェ・フォトダイオード)、PMT(光電子増倍管:フォトマル)、MEMS 静電容量方式加速度センサなど、エネルギーの強さに比例した電荷(チャージ)を検出する方式の検出器やセンサが測定対象です。
チャージ・センシティブ(電荷感応型)・プリアンプでは、検出器から来た電荷量に比例した大きさの出力が得られます。
ゲインの違いで、4種類に分かれています。
ガウシアン・シェーピングアンプでは、長く尾を引くテールパルス波形を、ガウス関数の波形に成形します。
シェーピング時間の違いで、8種類に分かれています。
ベースライン・レストアラ(回復回路)は、ベースラインのシフトを補正するモジュールで、高カウントレートの入力パルスに対して効果があります。
評価ボード、アルミニウム・ハウジングを用いると、対象の検出器からの入力が容易に検証できます。
チャージ・センシティブ・プリアンプの完成品には、検出器の高圧バイアス電圧に対応したもの、フォトマルや SiPM を対象とした専用品などがあります。
ガウシアン・シェーピングアンプの完成品は、シェーピング時間の異なる 8種類を用意しています。 (詳細を見る)
MCA4A 4チャンネルMCA(マルチチャンネル・アナライザ )
PHAモードでは、16ビットADCを8nsごとに4チャンネル連続して収集し、32kの分解能を実現しています。
ポールゼロ・フィルタと台形波シェーピングを備え、典型的なプリアンプ信号も処理できます。
MCSモードでは、右側の4つのBNCコネクタを用いて、Start, Stop1, Stop2, CHADVの各入力信号を処理します。
内部メモリに、最大16Mbinのスペクトルを蓄積することができます。 (詳細を見る)
Spectrum社製 UCS30型 MCA分光システム
シンプルな構成で、放射線解析システムが手軽に構築できます。
・UCS30 MCA分光システム本体
⇒アンプと高電圧電源を内蔵
・SPA38 シンチレーション・プローブ
⇒UCS30本体とはケーブル2本(BNCとMHV)で接続
・PC用 ソフトウェア
⇒UCS30本体とはUSBケーブルのみで接続 (詳細を見る)
ピコ秒(ps)分解能で長い時間差を作る/測る
◆T560 ディレイ/パルス発生器
・ディレイ時間とパルス幅が4チャンネル個別に指定でき、10ps刻みで最大10 秒まで設定可能
・入出力遅延(インサーション・ディレイ):21ns
・最大トリガ・レート:16MHz
◆MCS8A マルチストップTDC/TOF
・複数のイベントタイムを記録できる8入力のデジタイザ
・STARTとSTOPの間の時間差を、80psの分解能で最大8.3日まで検出可能
・STOPは立上り,立下り,または両方のエッジで検出可能
・STARTとSTOPの閾値レベルは、-1~+1.5Vの範囲を1mV刻みで設定可能
・タイムビン当り80ps、デッドタイムのないマルチ・イベントタイム・デジタイザ
◆MPA4T TDC/TOFとマルチパラメータMPAの複合機
・MCS8Aを5入力、タイムビン当り100psにした5入力のデジタイザ
+8チャンネルのADC入力ポートを装備したマルチパラメータ・データ収集システム(MPA)
⇒超高速リストモード・システムとして動作
⇒各ADC入力には、マルチスケーラやTOFデバイスも接続可能 (詳細を見る)
MCS8A型 8入力 マルチストップTDC (80ps 分解能)
最大8種類のイベントタイムを記録できます。
タイムビン当り80 ps、デッドタイムのないマルチ・イベントタイム・デジタイザ(TDC)です。
《特長》
■80psの精度でパルス幅を検出し、検出器のパルスの面積や高さを計算できます。
■複数のイベントが重なって発生しても検出可能です。
■STOPイベントの状態変化を12.5 GHzのレートで評価できます。
■USB 3.0インターフェイスで、常時240 MB/sのスループットを実現します。
■オプションの、オーブン付きで発振が安定したクロックも選べます。
(詳細を見る)
T560型 4チャンネル デジタル・ディレイ/パルス発生器
T560シリーズは小型デジタル・ディレイ発生器のファミリーで、OEMでの組み込み用途を想定しています。
◆TTLレベルのディレイ(遅延)出力 × 4チャンネル
各チャンネルのディレイ時間とパルス幅が個別に設定可能
◆ディレイ時間とパルス幅を10ps刻みで設定
最大10秒まで設定可能
◆入出力遅延(インサーション・ディレイ):21ns
最大トリガ・レート:16MHz
◆ジッタ(ゆらぎ)の少ない高精度フェーズロック・システム
水晶クロックで遅延の精度を維持
外的誤差による不確実性を排除
◆内蔵の水晶発振器によるタイムベース
外部クロックと同期できる能力
◆内部トリガ・レート用DDSシンセサイザ
◆汎用的な+12Vの単一電源だけで動作
◆標準でRS-232シリアル・インターフェースを装備
Ethernet 付きのオプションも用意
◆OEMパッケージや内部基板だけのカスタム版も可能 (詳細を見る)
Metrolab社 磁場測定装置 製品概要
20 T をはるかに上回る強磁場を 10 ppb の高精度で測定できる「国際計量標準機に匹敵する製品群」が揃っています。
Metrolab社では、以下のような製品をご提供しています。
◆NMR 磁力計
・PT2026 NMR 高精度テスラメータ
・MFC2046 フィールドカメラ
◆磁束計
・FDI2056 高速デジタル積分器
◆3軸 磁力計
・THM1176 ホール磁力計
・TFM1186 フラックスゲート磁力計
・HMC9076 ホール磁場カメラ
・MagVector MV2 3軸磁気センサ素子
◆基準磁石
・PM1055 手のひらサイズの基準磁石 (詳細を見る)
NMR フィールドカメラ MFC2046(Metrolab社)
MRI等では数ppm以内の非常に均一な磁場が必要です。NMRはその精度で磁場フィールドマップを提供できる唯一の磁気測定技術です。
従来のMFC3045は、磁場のマッピングの所要時間を数時間から数分に短縮し、位置決め誤差は1mm以下、ヒューマンエラーやドリフト誤差を無視できるレベルに抑えた画期的な製品でした。
このMFC2046は、従来のMFC3045の良さを引き継ぎつつ、以下の改良を図った新製品です。
・マッピングできる磁場強度の上限を、7Tから30Tに拡大
・マッピングできるボア径の最小値を、220mmから40mmに縮小
・プローブ・アレイに搭載できるNMRプローブ数を、32から255に拡大 (詳細を見る)
NMR高精度テスラメータ、3軸ホール磁力計(Metrolab社)
1. PT2026 NMR 高精度テスラメータ
「正確で高精度な磁力計」
特長
・NMR(核磁気共鳴):正確で高精度の磁場測定技術
・プローブの測定範囲:1本で 1.5Tと3T の両方に対応
・測定レートが高速:最高 33 Hz
・フィールドカメラ MFC2046 へアップグレード可能
2. THM1176,TFM1186 コンパクト 3軸磁力計
「どこへでも持ち運べて、様々なものを測定可能」
特長
・X,Y,Z 3軸の磁場強度を同時測定
・THM1176:ホール磁力計
・TFM1186:フラックスゲート磁力計
・デスクトップPC, ラップトップPC, ハンドヘルドPC に接続 (詳細を見る)
NMR 高精度テスラメータ PT2026(Metrolab社)
◆強磁場の磁束密度や磁場強度を非常に高精度・正確に測定
・広範囲の測定レンジ:38 mT〜30 T
・超高精度:3T磁場で 10 ppb未満
・1T磁場で 1000 ppm/cmの磁場勾配に対応可能
・最速 33Hzの高速測定レート
◆柔軟な測定レンジを持つパルス波プローブ
・1本の標準プローブで1.5Tと3Tの磁場をカバー
・1326プローブ:3軸ホール素子センサを内蔵
・1426プローブ:狭いギャップに対応、リモート・パッシブ・ヘッド
・1526プローブ:狭いギャップに対応、リモート・アクティブ・ヘッド
◆豊富な機能と拡張性
・多機能のソフトウェア・インタフェース
・磁場カメラMFC2046にアップグレード可能
・複数点測定にアップグレード可能 (詳細を見る)
HallinSight 3D ホール効果 磁場カメラ
HallinSightは、Flaunhofer IIS(フラウンホーファー集積回路研究所)によって開発され、以下の特長があります。
・見えなかったものを見えるようにする 3軸磁場カメラです。
・動的な磁場をリアルタイムでマッピングできます。
・X,Y,Z 3軸を同時測定するホールセンサ・アレイを用います。
⇒ 32×32点、16×16点、32×2点の3種類があります。
⇒ 各々25Hz、100Hz、250Hzのレートで、数μT~数 Tを測定できます。 (詳細を見る)
MagVector「MV2」 3軸 磁気センサ素子
個々の電子機器に洗練された磁力計を組み込もうとする場合、
MV2は理想的な選択肢となります。
Metrolab社製 磁場測定装置の各製品でも使用されており、
電子機器設計者の方々にも MV2の技術を活用していただける体制ができています。
■出力信号(Bx,By,Bz)が、アナログまたはデジタルで得られます。
■MV2を装着してArduinoで動作する基板も、「MV2評価キット」として販売しています。 (詳細を見る)
取扱会社 Cremat社 電荷感応型プリアンプ 製品カタログ
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