マークフォージド・ジャパン株式会社
最終更新日:2023/04/27
バインダージェット方式 金属3Dプリンター Digital Metal DM P25002022‗MAR
基本情報バインダージェット方式 金属3Dプリンター Digital Metal DM P2500
1つの試作品から大量生産品まで!複雑形状の小型金属部品製造に特化したバインダージェッティング金属3Dプリンターを市場投入。
本製品に関するお問い合わせへの対応は、マークフォージド・ジャパン株式会社、または日本電産マシンツール株式会社(2023年4月1日以降:ニデックマシンツール株式会社)が行います。
Digital Metal社は、金属粉による小型精密製品の3Dプリンティング技術を開発してきました。
ヘガネス社は、1797年にスウェーデンで創業し、現在では75か国に2,500社以上のお客様を有しており、世界13生産拠点から1,500種類以上の金属粉製品を提供しています。
金属3Dプリンター Digital Metal DM P2500
DM P2500は、高精度バインダージェッティングによる最新金属3Dプリンターで、他の金属3Dプリンターに比べ高い解像度と表面品質、寸法精度が自慢です。
既に一般産業用途、自動車用途、航空宇宙用途、医科歯科用途、デザイン製品用途で試作から量産までの実績が有り、安心してご利用いただけます。
主な特長
◆室温大気中で運転可能(保護雰囲気や予熱が不要です)
◆造形時のサポート不要(金属粉がサポートし、容易に除去出来ます)
◆高い寸法精度と繰返し精度(MIMと同等)
◆優れた製品表面品質(仕上げ工程無しでRa 6μm、最高Ra 1μmまで対応)
◆高い生産性(高速で多品種同時多層造形が可能)
詳しくはカタログをダウンロードしてご覧ください。
お問い合わせは、お気軽にお尋ね下さい。 (詳細を見る)
デンマーク工科大によるDigital Metalの造形能力の評価
デンマーク工科大による3Dプリンタの造形能力に関する論文を紹介します。
論文は、チャネル(内部流路や穴)を造形する際、L-PBFは(溶融した金属による)ドロス形成によりオーバーハング部で形状と表面の偏差が生じる可能性があるとする一方、造形中に粉末粒子を溶融しないバインダジェット(BJ)は、これを克服できる可能性があるとしています
Characterization of channels made by laser powder bed fusion and binder, 2020-07-15
著者 T.Dahmen* et al.
* Technical University of Denmark
論文概要
・ステンレス鋼試験片に直径2mmの穴を15度刻みで0度から90度まで造形
・比較対象はL-PBF2 2機種と、Digital Metalを含む2機種のBJ
・BJはL-PBFと比較し穴の角度に関係なく高い精度・表面品質で造形できた
・Digital Metalの精度はISO IT13-14に相当する(ドリル加工、ダイキャスト、鍛造相当)
不明な点はお問い合わせください (詳細を見る)
Digital Metal の造形材料~工具鋼(SKD11相当)
DM D2 はダイス系工具鋼D2(JIS SKD11 相当)ベースの材料でDigital Metal バインダージェット式金属積層造形装置用に開発された材料です。
SKD11 相当のD2 工具鋼は優れた耐摩耗性と適切な靭性を持ちながら焼き入れ性に優れた材料で幅広い分野で利用可能です。シャーカッター、パンチ、ダイス、スタンピングツールなどの切断や変形用ツールに利用されています。
本材料は熱処理工程でも安定しており、焼結後の各種熱処理で最終的な特性の調整が可能です。 (詳細を見る)
Digital Metal の造形材料~DM Cu99.9%純銅
優れた熱と電気の伝導性をもつ純銅は幅広い用途をもちます。代表的アプリケーションとして、電子機器、熱交換器、ヒートシンク、エンジン部品等が挙げられます。銅の3D造形は、かつてない設計自由度を提供し、最適設計を少ない制約で可能にします。また銅は抗菌性でも知られています。 (詳細を見る)
Digital Metalの造形材料~DM718(インコネル相当
DM 718はニッケルベースの超合金で耐熱性に優れるInconel718相当の材料です。Digital Metal バインダージェット式金属積層造形装置用に開発されました。 (詳細を見る)
Digital Metalの造形材料~DM247(耐熱合金)
DM 247はバインダジェット3DプリンタDigital Metal用に開発されたニッケル基の超合金で市販のMAR M247(TM )相当の 高温特性を有します。
航空宇宙及びガスタービン、吸排気系、インペラー等の高温かつ高応力雰囲気で利用されます。本材料は 酸化に対する先天的な耐性を有し、正しい条件で処理されると、優れた高温強さとクリープ耐性を発揮します。焼結体の再現性、表面品質他の特性に優れ、二次工程により更に改善出来ます 。 (詳細を見る)
Digital Metal の造形材料~DM4140(低合金鋼)
DM 4140は低合金鋼ベースの材料でDigital Metal バインダージェット式金属積層造形装置用に開発された材料です。 (詳細を見る)
Digital Metal の造形材料~ステンレス鋼17-4PH
Digital Metal 17-4PHは、SUS630に相当するCr-Ni-Cu系析出硬化型ステンレス鋼です。高い強さと耐摩耗性と共に優れた耐食性と溶接性を有した極めて用途の広い材質です。本材料は石油機器、化学工業、航空宇宙等の幅広い業界で使用され、重機械部品からカップリング、ドライブシャフト、ボルトナット等の多くの部品に使用されています。熱処理により必要な特性付与が可能です。 (詳細を見る)
Digital Metal の造形材料~ステンレス鋼316L
Digital Metal 316Lは、AISI 316Lに準拠したオーステナイト系ステンレス鋼です。その成分は耐食性に優れ、モリブデンを含む事で塩化物に対する高い耐食性が付加されています。本材料は優れた延性と靭性を有した非磁性材です。一般的に医科歯科機器から一般家電製品、航空宇宙部品、宝飾品まで広く使用されています。 (詳細を見る)
3Dプリンティング向けコントロールパネル、DMS-LNX 1.0
DMS-LNX1.0コントロールパネルインターフェイスは、Digital Metalのファクトリオートメーションの開発パートナーであるSiemensと共同開発されました。
100万点を超える3D造形品を手掛けてきたDigital Metalはその経験を通じ、3Dプリンティング工業化のカギは全プロセスの自動化である、と早い段階で気づいていました。
トータルシステムサプライヤとしてDigital Metalは、バインダジェットを工業化・量産用途の確立された技術として可能性を最大限に発揮したいと考えています。
自動除粉装置 DPS1000、クローズド粉末処理装置 PPS1000の2つの新装置とDMS-LNX 1.0の発表により、Digital Metalは自動化生産の目標に向かって進んでいます。
DMS-LNX 1.0の主な特長
◆進行中の造形プロセスのモニタリング
◆装置のアラートを受信する機能
DMS-LNX 1.0の詳細は下の問い合わせ先までお願いします
Digital Metal担当: 宮本
masahiro.miyamoto@hoganas.com (詳細を見る)
金属3D積層造形技術 Digital Metal スペックまとめ
『Degital Metal』は、高解像度のバインダージェット方式金属3Dプリンティング技術です。
1個の試作品から大量生産品まで、これまで不可能だった複雑形状の
部品製造を可能にします。産業用の複雑形状の金属製品を迅速に高い
費用対効果で製造出来る技術です。
アンダーカットやダクト、堀込み穴や内部構造を設けたりこれまで
困難なほぼあらゆる複雑形状がバインダージェッティングにより容易に達成できます。
【特長】
■高い生産性
■優れた表面品質
■大規模カスタマイゼーション対応
■優れた再現性
■連続生産対応
弊社はプリンター・付帯機器の販売、受託生産、素形材の金属粉末供給まで幅広く手掛けております。
より詳細はカタログをご覧下さい。お問い合わせもお気軽にどうぞ。 (詳細を見る)
Digital Metalの金属3Dプリンタ 日本初上陸!
2019年10月に、国内初となるDigital Metal社製 3Dプリンタ DM P2500が納入され、据付け・試運転ののち、無事にお客様に引き渡されました。
DM P2500は金属バインダージェット方式の3Dプリンタで、3Dプリンタによる部品製造が始まっている欧米では複雑形状の部品を高表面品質で製造できる技術として評価・注目されています。
日本初納入に先立ち、スウェーデンのDigital Metal社において2週間に渡るお客様トレーニングを実施し、運転方法や材料となる金属粉の取り扱いなどに関する知識と技術を身に着けて頂きました。
お客様サイトでは、プリンタ本体の据付け・調整のほか、実機を使ったオペレータートレーニングなどを通じ、お客様が安心してご利用いただけるよう訓練・支援を行いました。
Digital Metal/ヘガネスジャパンは今後も導入いただいたお客様の円滑な運用をサポートすべく活動してまいります。 (詳細を見る)
Digital Metal 3Dプリンタで生産自動化〜日本語字幕
バインダージェット方式3DプリンタのDigital Metalが取り組んでいる「No-Hand Production Concept」、3Dプリンタを核とした生産自動化システムをご紹介します。
システムは、大半のプロセスをロボットが処理することで小型精密の金属部品を高い生産性で安価に生産することを目指しています。
動画では以下のプロセスを動画でご覧いただけます。
・3Dプリンタによる造形
・ロボットによる造形ボックスのマテハン
・CNC制御の粉末除去装置
・ロボットによる部品の炉への投入
Digital Metalでは2013年より産業向けに部品を供給しており、2019年5月現在、30種類・年間約4万点もの部品が量産されています。
金属3Dプリンタの利用が主にプロトタイピングや金型製造にとどまる日本と異なり、プリンタで造形された部品を直接利用する流れが海外で始まっています。
金属3Dプリンティングの最先端と、製造業が向かう将来を是非ご覧ください。 (詳細を見る)
Digital Metal 研究機関の事例紹介(動画あり)
弊社のバインダージェッティング金属3Dプリンタは、フランス・イギリス両国で日本の産業技術研究センターに相当する国営機関に導入されています。
フランスのCetim(セティム)には2017年、イギリスのMTCは2018年にそれぞれ装置が納入され利用されています。
今回は、いち早く導入を決めたCetimが、なぜDigital Metalを選んだか、活用の様子について、技術顧問とエンジニアへのインタビュー動画をご覧ください。 (詳細を見る)
Digital Metal の様々なアプリケーションを動画で紹介
バインダジェット3DプリンティングのDigital Metalは、高精度で自由度の高い造形能力と、豊富な材料ラインナップにより様々なアプリケーションに活用いただけます。
最新の造形サンプルを動画で紹介いたします。
◆紹介されているアプリケーションの一覧
時計部品
医療向け開発品
ノズル
マニホールド
ヒートシンク
アンテナ
クローズドインペラ、オープンインペラ
タービン
金型各種
インプラント
軽量ボルト、ナット
工具
装飾品
フィルタ
エンジン部品
歯車
など
◆紹介されている材料
316L
17-4PH(SUS630相当)
Ti-6Al-4V
DM625(インコネル625相当)
DM718(インコネル718相当)
DM247(MAR247相当)
DM4140(AISI4140相当)
DM D2(SKD11相当)
DM Cu(99.9%純銅)
など全9種類
サンプルは貸し出しが可能です。是非ご相談ください。 (詳細を見る)
取扱会社 バインダージェット方式 金属3Dプリンター Digital Metal DM P2500
主な用途は、治工具、機能試作、エンドユースのカスタム少量生産、そしてデジタル在庫など。現在、世界の70 か国以上で約1万事業所以上での導入実績があり、日本でも大企業〜中小企業、教育機関へ導入が進んでいます。 2018年からは金属パーツを製造できるメタル3Dプリンタの国内販売を開始、金属粉体を使わない安全性の高いFFF方式で、3,000万円〜という導入しやすい価格帯であるため、日本でも毎年広い業界で導入が進んでいます。 さらに、業界でいち早くOTAベースのクラウドSWプラットフォームを採用し、その上でパーツの構造解析や自動検査などの付加価値の高いソフトウェアを展開、単なる3Dプリンタを超え、将来を見据えたエコ・システムをユーザに提供しております。 https://www.youtube.com/user/markforged/videos Markforged動画チャネル
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