
掲載開始:2020年12月21日
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樹脂硬化自動測定装置
樹脂の硬化反応をリアルタイムで観察できる装置。誘電分析により反応終端まで高感度有限会社シスコム(SysCom)
樹脂の硬化特性は、材料開発や成形条件の最適化を行う際に重要な指標となります。ただ、材料によっては反応終端まで詳細に観察できない場合も。
シスコムの『LTシリーズ』は、樹脂材料の硬化反応をリアルタイムで観察できる装置です。誘電計測(DEA)センサによりイオン粘度データを得ることで、粘度や流動性の変化を反応終端まで高感度で観察可能。センサを金型に埋め込むこともできます。 -
型内塗装技術
射出成形と塗装を1台で実現し工数削減。耐環境性・自己修復性等を備えた塗装が可能株式会社GSIクレオス
自動車の各所で用いられる樹脂パーツ。耐久性や高級感を高めるために塗装を行いますが、時間・工数を考慮すると手早く済ませたいところ。
GSIクレオスが取り扱う『ColorForm』は、金型内で射出成形と塗装が一緒に行える装置です。耐環境性・自己修復性などを持つ無溶剤塗料を使った高機能の塗装が可能。高光沢・マット仕上げのほか、微細なテクスチャーも表現できます。 -
シミュレーター
首都高C1ルートを3Dモデル化。多様なシミュレーションが可能で開発コスト削減コンカレント日本株式会社
自動車に走行テストは欠かせません。ただ、複雑な構造の道路でのテストはコストも時間もかかります。
コンカレント日本が取り扱うシミュレーター『rFpro』は、自動運転をはじめとした各種テストに対応。来春には、首都高C1ルートを3Dモデル化したデジタルツインをリリース予定です。既存のHILSやベンチ装置と接続し、複雑な交通流シミュレーションが行え開発コストを削減できます。