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オトナの中学理科講座

【化学】メスピペットの液切り時に振ってはいけない理由は?
微量の液体を正確に計量するメスピペット。このメスピペットを使うコツは、何と言っても『液切り』です。上部の膨らんだ部分を手で暖めて空気の膨張を利用して内部の液体を押し出します。ではここで問題。液切りの際にメスピペットを振ってはいけない理由は何でしょう?
正解

正解は 「計量がずれるから」

ビーカーやふつうのピペットなどの目盛りは目安としてつけられていますが、メスピペットでは容器を作った後で計量しながら目盛りが設置されているので正確な計量ができるようになっています。メスピペットから液体を出したあと、その内部はどうしても液体で濡れてしまいます。実はこの内部の濡れも考慮された上で、目盛りは設置されているのです。液切りの際に容器を振ってしまうとこの濡れが大きく変動し、正しい計量ができなくなってしまいます。液切りは決められた手法で行なうようにしましょう。

不正解

正解は 「計量がずれるから」

ビーカーやふつうのピペットなどの目盛りは目安としてつけられていますが、メスピペットでは容器を作った後で計量しながら目盛りが設置されているので正確な計量ができるようになっています。メスピペットから液体を出したあと、その内部はどうしても液体で濡れてしまいます。実はこの内部の濡れも考慮された上で、目盛りは設置されているのです。液切りの際に容器を振ってしまうとこの濡れが大きく変動し、正しい計量ができなくなってしまいます。液切りは決められた手法で行なうようにしましょう。

オススメ用語解説

スーパーエンプラ

概要

スーパーエンプラとは、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)の中でも、特に優れた性能を備え、耐熱温度が150℃以上で長期間使用できる樹脂の総称。特殊エンプラとも呼ぶ。耐衝撃性、耐摩耗性、耐薬品性に優れるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)や、摺動性、耐薬品性、撥水性、非粘着性などを備えたフッ素樹脂(PTFE)などが代表例である。
歯車や軸などの機械部品や、自動車、航空機の構造体に用いられている。
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