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化学強化ガラス

よみ カガクキョウカガラス
英 chemically tempered glass
概要 化学強化ガラスとは、化学的な表面加工により、割れにくく、傷を付きにくくした強化ガラスの一種。強化ガラスは、ガラス表面に圧縮応力を与えることで機械的強度を上げたものだが、製造方法により物理強化(風冷強化、熱強化)と化学強化の2つがある。化学強化ガラスでは、熱溶融したアルカリ金属塩にガラスを浸漬し、ガラス表面でイオン交換する。例えばガラス中のNaイオンを、よりイオン半径が大きいKイオンに置換することで、表面層にだけ圧縮応力を発生させる。
未処理ガラスの約5倍以上の破壊強度を備え、物理強化ガラスに比べて、切断などの後加工が可能、板厚に制限がない(薄い板まで強化できる)、変形が生じないため寸法精度や平坦性を保てる、などの特長をもつ。タッチパネル、スキャナやコピー機の原稿台ガラス、電子レンジ用ドアガラス、光ディスクなどに使用されている。

気になる技術用語コラム

タッチパネルのガラスが割れないのはなぜ?(2010年3月19日)

『ガラスのハート』『ガラスの肩』など“脆いもの”の代名詞として使われるガラスですが、タッチパネルに使われているようなガラスはなかなか割れません。指や爪先、ペンなどでタッチするので、傷が付いて割れてもおかしくないものですが、一体どうなっているのでしょう?

実はタッチパネルには“化学強化ガラス”と呼ばれる、未処理のガラスより5倍以上の強度のガラスが使われているので、なかなか割れないのだそうです。強化ガラスと言うと窓など建材に使われるものを思い浮かべがちですが、タッチパネルに使われているものは化学的に強度を増し、別名『ケミカル強化ガラス』とも呼ばれるものです。強化後に切削や穴あけなど加工もできるそうです。

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