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製造業技術用語集

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自然冷媒

よみ シゼンレイバイ
英 Natural Refrigerant
概要 自然冷媒とは、フロンのように人工的な物質ではなく、自然界に存在する物質で冷媒(熱を移動させるための熱媒体となるもの。)としての性質をもつもの。代表的なものとして、二酸化炭素、アンモニア、イソブタンなどがある。自然冷媒はオゾン破壊係数が0である上、地球温暖化係数も代替フロンと比べて低いため、地球環境負荷の小さい物質として、利用が進められている。かつては安全性や効率の面で問題があったが、現在では技術も進み、自然冷媒を利用した様々な製品が開発されている。

気になる技術用語コラム

地球温暖化を乗り越える知恵(2011年3月6日)

特定フロンに代わって冷媒などに使われているハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)やハイドロフルオロカーボン(HFC)など代替フロンですが、それ自身
も強力な温室効果ガスであり、生産中止を含めた対策が進められています。そして、その代替フロンに代わって「自然冷媒」の導入が進んでいます。

京都議定書などによって規制された温室効果ガスに代わり、様々な製品、システムで自然冷媒への切り替えが進みつつあります。身近なところでは、ヒートポンプ式の給湯器「エコキュート」などは、冷媒に二酸化炭素を用いたものですね。

また、2011年の1月には水を冷媒として用いた冷凍機(ビルや工場の空調や冷却プロセスなどに使用される冷凍機)を神戸製鋼と電力系3社が共同で開発したとのニュースもありました。まさに、究極の自然冷媒と言えるかもしれません。

温暖化に苦しむ私たちですが、それを乗り越えようとする知恵もまだまだたくさん出てきていますね。

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