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製造業技術用語集

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金属空気電池

よみ キンゾククウキデンチ
英 metal-air battery
概要 金属空気電池とは、正極活物質として空気中の酸素、負極活物質として金属を利用した電池の一種。従来の電池は、正極、負極の活物質を合わせた重量になっているが、金属空気電池の場合、正極が空気なので、重量はほとんど負極活物質だけとなり、非常に高いエネルギー密度を実現できる。現在、負極に亜鉛を用いたものが最も実用化が進んでおり、リチウム、アルミニウム、マグネシウムなどの金属を使うタイプの電池の研究も進んでいる。

気になる技術用語コラム

電気自動車の性能が大幅アップ!?次世代の電池とは?(2011年3月11日)

最近、電気自動車のテレビCMを見かけるようになりました。その電気自動車に利用されているリチウムイオン電池はエネルギー密度が低く、自動車に使うには航続距離に課題が残っているのはご存知の通り。そこで、リチウムイオン電池の次の電池と考えられているのがリチウム-空気電池などの『金属空気電池』です。負極側に金属、正極側に空気中の酸素を用いたもので、理論上、電池の容量をほとんど負極側の金属にさけるので大容量化が可能です。

先日、産業技術総合研究所(産総研)が、従来のリチウム-空気電池の性能をはるかに上回る高性能型の開発に成功しています。もし実用化されれば、電気自動車の走行距離、加速などの性能が大幅に向上すると考えられています。しかも、自動車のスタンドで金属リチウムをカードリッジ式に入れ替えるだけで電池の補充ができ、リチウムが溶け込んでいる使用済みの水性電解液は回収し、金属リチウムにリサイクル出来るそうです。

電気自動車が普及して、電気スタンドでリチウムカードリッジを入れ替える時代が来ると、いままで馴染んできた『ガソリンスタンド』という呼び名はどうなるのでしょう?ちょっと気になってしまいますね。

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【物理】電子工作で使う抵抗。抵抗値によって中身はどう違う?
  1. 円筒形の空洞の大きさが違う
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