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製造業技術用語集

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EF(エレクトロフュージョン)

よみ イーエフ
英 ElectroFusion
概要 EFとは、ElectroFusion(エレクトロフュージョン)の略で、樹脂製の管と樹脂継手との接続に使用する電気融着のこと。EFを利用したものとして、EF接合、EF工法、EF継手、EFソケットといった言い方をする。1982年にガス事業法が改正されてガス管としてポリエチレンが使用できるようになり、1989年にJIS規格の改訂でEFが導入されて以降、ガス用ポリエチレン管の接合の代表的な工法となった。
内面に電熱線を埋込んだ樹脂継手に、樹脂管を挿入し、次にコントローラから通電して電熱線を発熱させ、継手内面と管外面の樹脂を溶融して融着し、接合するもの。外部からヒーターなどで加熱するものではないところがEFの特長であり、管と継手が組織的に一体化するので、接合部の強度に優れ、信頼性が高い。

気になる技術用語コラム

黄色いガス管は世界標準の『安全』の目印(2010年2月5日)

先月、青森市で発生したガス爆発事故は幸いにも人的被害はなかったようですが、ガス漏れの原因は1977年に埋設された『白ガス管』いわゆる亜鉛めっき鋼管(SPG)でした。地中では亜鉛めっきがとれて腐食しやすく、寿命は約20年といわれており、危険性が以前から指摘されていました。1980年ごろには各ガス会社とも使用を停止しましたが、まだ古い白ガス管は各地に残っているようです。

現在、新築住宅などの工事現場で見ることができるガス引込み管は、世界標準色の黄色いポリエチレン管です。腐食しない上、ある程度たわむので耐震性にも優れています。管の接続には、気密性を確保するために『EF(エレクトロフュージョン)』と呼ぶ特別な融着法を使います。それが、地震により継手部が外れることも防いでいます。

阪神・淡路大震災以降、ポリエチレン管の普及が進み、新潟県中越地震ではガス爆発事故での2次災害がなかったとのこと。でも、もし自分のところが白ガス管だったらどうしますか?戸建住宅や分譲マンションの敷地内は所有者の個人的責任で、交換は全額自己負担だそうです。何とかならないものですかね。

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