【論文を掲載しました！】炭素鋼配管の流動加速型腐食に及ぼす磁気処理水の影響

東光株式会社は、山口東京理科大工と共同で、炭素鋼配管の流動加速型腐食に及ぼす磁気処理水の影響に関する研究を論文にまとめました。

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1.緒言
火力原子力の発電プラントを代表的に多く使用されている炭素鋼配管は流体輸送時に配管内部では流れがコロージョンを促進する流動加速型腐食（Flow Accelerated Corrosion：FAC）による配管減肉が起こる問題がある。FACによる減肉管肉の抑制は発電プラントの長寿命化のために非常に重要である。これまでの研究では、FACによる減肉抑制には配管炭素鋼管をステンレス鋼に代替する方法や Cr を微量添加する配管の耐食性を向上させる方法が報告されている。
また、鈴木らにより磁気処理水による防錆・赤水防止効果が報告されている。つまり磁気処理水が作動流体の場合、配管は長寿命化することが予想されれる。しかし、配管中におけるFAC環境下での検討はされておらず、磁気処理水の防錆効果もメカニズムは明らかになっていない。

詳しい論文の内容は、添付資料をご覧ください。