株式会社ケー・ブラッシュ商会接触式ウェブクリーナー　ロータークリーン

最終更新日：2016/07/21
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デモ機貸出し・ラボにてサンプルテスト実施中。製造現場やクリーン環境でのゴミ・ブツ・ホコリ・カス・微粒子対策に！

ロータークリーンで洗浄できる主な製品は、フィルム・シート・ウェブ・紙・基板PCB・ガラス・繊維・不織布・箔・インフレーションフィルム・ベルトコンベアなど。ロータークリーンは主にロールトゥロールのラインやコンベヤで搬送するラインに設置して使用するか、またロボットに部品を持たせて固定したロータークリーンで洗浄するという使い方をします。ロータークリーンにはイオナイゼーション・フラットジェットノズル・ブラシ・吸引部が搭載されており製品の静電気を中和しながら除塵・集塵までを一貫して行ないます。このプロセスはインラインで連続して行われますので生産は効率化し、歩留まり・不良の削減に貢献します。ロータークリーンのアプリケーション：(前処理)コーティング・塗装・印刷・シルク印刷・スクリーン印刷・ラベル印刷・パッド印刷・オフセット印刷・熱封止・パッキング・積層・ラミネート・ラッピングの前処理、(後処理)スリッター・スタンプ・穴あけ・研磨・研削・搬送・レーザー加工

基本情報接触式ウェブクリーナー　ロータークリーン

ロータークリーンにはイオナイゼーション・フラットジェットノズル・ブラシ・吸引部が搭載されています。イオナイゼーションは静電気除去バーにより行なわれ、プラスマイナスイオンを交互に発生させます。フラットジェットノズルの先端からは圧縮エアを面状に鋭く発射しイオンを乗せた圧縮エアを基材表面にたたきつけます。ブラシの回転はインバーターで制御。洗浄中はブラシ自身も除電・クリーニングするよう設計されており、ブラシの消耗は大きく改善されました。非常に繊細なブラシから固めのブラシまでございます。製品表面から離れたダストは、そのまま吸引チャンネルへ効率的に運ばれ、吸引ホースを介して集塵制御ユニットESUCに送られ、ESUC内部のフィルターで異物を回収します。

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型番・ブランド名	ロータークリーン６０
用途／実績例	エンボス構造の装飾用フォイルの洗浄：フォイルは生産中に周囲のダストや製造設備からの汚染物質または印刷で生じる微粒子（溶剤から発生することもあります）が付着することがあります。塗装・印刷する前に洗浄して不良率を削減する必要があります→(対策)ロータークリーン100を塗装前に設置してフォイルの上面をクリーニングします。特注デザインのフレームを採用し既設の印刷機の中にロータークリーンを設置しました。チューブ状のフィルムの洗浄：チューブ状のフィルムは送出された後、印刷で生じるパウダー(タルク粉)がフィルムに付着して、そのままリールで巻き取られることがあります。粉の残留物は、後工程で充填機のガイドやベアリングを破損させる原因になるので洗浄する必要があります。→（対策）ロータークリーン2台をチューブ状フィルムの上面下面洗浄用に設置。洗浄中は、2つのブラシのローラーはチューブ状フィルムの間隔を一定に保ちます。洗浄後のフィルム表面及び印刷面には品質上の影響はありません。

ラインナップ

型番	概要
ロータークリーン60コンパクト	ロータークリーンシリーズの中で最もコンパクトなモデルです。
ロータークリーン60	ロータークリーンシリーズの代表的なモデル。ブラシ回転用のモーターがヘッドの外に設置されているユニークなデザイン。ブラシの高さは微調整できます。静電気除去バー2本を搭載。ブラシ径は60mm 処理幅は100mm～1000mmまで。吸引チャンネルの数は処理幅によります。
ロータークリーン100	ロータークリーン60と比べブラシ径が100mmと大きく吸引口径も80mmと大きくなっています。処理幅は200mm～1200mmまで。
ロータークリーン250	ロータークリーンシリーズの中で最も大きくパワフルな洗浄ができるモデルです。ブラシ径は250mm。吸引口径は110mm。処理幅は400mm～3500mmまであります。