西研グラフィックス株式会社 熱間鍛造自動化装置
- 最終更新日:2020-01-30 12:44:21.0
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熱間鍛造とは鋼材等を1000~1200℃に加熱し塑性変形させて強靭な部品を造りだす非常に特殊な世界ではあるものの、自動車部品を始めあらゆる分野の工業製品に用いられるものです。この熱間鍛造という現場は3K職場として忌み嫌われがちですが、無くてはならないことは事実です。私共では、この熱くて汚れる大変な現場の設備を自動化することで、作業者の3Kからの開放のお手伝いをしてまいりました。高温の現場での豊富な経験を活かして実際の現場に入り込み、これらに取り組むうちに、熱間鍛造の2大加熱方法である「ジュール加熱」 と「誘導加熱」のどちらの自動化設備の対応も可能な設備メーカーとしては 特殊な存在となるに至っております。
特に「ジュール加熱」によるエンジンバルブ用電気アプセッターの技術においては、独自の制御技術 により、特殊な材質にも対応出来、安定した成形再現性を実現しております。その他にも、近年の傾向として製造現場での人手不足が叫ばれる中、多関節ロボットの需要が業界を問わず増えている点にも着目し、オリジナルの専用機を作るばかりではなく、ロボットを活用した自動化設備や搬送設備の提案も行っております。
基本情報熱間鍛造自動化装置
「エンジンバルブ用数値制御方式アプセッター」
成形のための必要条件設定を全て数値化し、熟練作業者に頼っていた成形調整作業を容易なものにしました。独自開発のフィードバック制御により、従来の電気アプセッターのように連続成形時の形状変化が発生しません。
「アプセット鍛造自動化装置」
アプセッターで成形されるワークを素早く鍛造用プレスに運び鍛造・取り出しまでの動作を行う自動化装置です。アプセッター・高速搬送コンベア・プレスローダーアンローダー・離型剤噴出装置で構成され、鍛造プレスまでをトータルで制御するシステムです。
「高周波加熱鍛造自動化装置」
高周波加熱装置を組み込んだ自動搬送装置です。加熱コイルの特性を踏まえたワークの送り出し制御を行い、最適な加熱状態でワークを金型に挿入、プレスの取り出しを行います。
「押出し熱間鍛造自動化装置」
高周波加熱装置を用いて加熱されたワークを受取り、素早く金型に挿入し、取り出しを行う自動化装置です。加熱コイルに送り込むワークの外径・全長・材質を検査する検査装置・送り込み装置・ハンドリング装置・離型剤噴霧・温度管理・鍛造プレスをトータルで制御するシステムです。
価格情報 | 装置や仕様により異なります。お気軽にお問い合わせください。 |
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納期 |
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※お気軽にお問い合わせください |
用途/実績例 | エンジンバルブ製造メーカーでの自動化 |
取扱企業熱間鍛造自動化装置
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