コンベア上の製品位置や向きの把握に最適です。
画像処理に問わず、マシンビジョン検査装置(設備)においては、検査が満足に出来ることが条件となります。最初からあまり多くの品種、検査項目を全て網羅しようとすると、設備導入納期、及びコストに響き、更にはマシンビジョン検査装置(設備)とし不完全なものになる事もあります。今回は「画像処理情報を元にロボットがピッキングできるように、コンベア上のプラスチック容器の位置や向きを把握できるようにしてマシンビジョン検査ピッキング装置を導入したい。」というお客様の相談内容を例に、事例「位置決め」をご紹介致します。詳しくはお問い合わせください。
基本情報事例(検査項目) 「位置決め」
【お客様の相談内容】
○画像処理情報を元にロボットがピッキングできるように、コンベア上のプラスチック容器の位置や向きを把握できるようにしてマシンビジョン検査ピッキング装置を導入したい。
【提案内容(実施条件)】
○ワーク ・・・ プラスチック容器 10 機種
○検査項目 ・・・ プラスチック容器のXY 座標位置および向きの算出
○検査条件 ・・・ (1)複数の機種が混在しない (2)ワークが重ならない
【提案内容(主な使用画像処理機器)】
○カメラ ・・・ 150 万画素エリアカメラ
○レンズ ・・・ 12mm レンズ
○照明 ・・・ 大型LED バー照明
○視野範囲 ・・・ 800mm×600mm
【成果】
○プラスチック容器の位置および向きを画像処理により算出が可能となった。また、透明な容器を背景に比べて暗く撮影することで安定したワーク抽出が画像処理で可能となった。立った状態にあるワークの上下の区別に課題を残すが、サンプル追加および追加テストにより安定した性能確立は可能である。
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