株式会社AndTech ポリマーアロイの混練・分散技術のミクロ・ナノ構造の制御と解析手法
- 最終更新日:2020-02-13 11:10:09.0
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講 師
第1部 住友化学株式会社 石油化学品研究所 グループマネージャー
第2部 (独)産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 招聘研究員 理学博士 清水 博 氏
第3部 株式会社日産アーク マテリアル解析部・主管研究員 理学博士 加藤 淳 氏
対 象 ポリマーアロイの基礎から最新動向まで関心のある技術者・研究者・担当部門・初心者など
会 場
川崎市教育文化会館 3F 第1会議室【神奈川・川崎】
JR 川崎駅 下車 徒歩10~15分、京急線 川崎駅 下車 徒歩10~15分
日 時
平成24年1月26日(木) 10:30-16:30
定 員 20名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料
【早期割引価格】1社2名まで51,450円(税込、テキスト費用を含む)
※但し1月12日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料
※1月12日を過ぎると【定価】1社2名まで54,600円(税込、テキスト費用を含む) となります
基本情報ポリマーアロイの混練・分散技術のミクロ・ナノ構造の制御と解析手法
【第一講】ポリマーの性能の向上のための重要な手段として、異種ポリマーのブレンドが挙げられる。しかしながら、一般的に異種ポリマー同士は混ざりにくいため、十分な改良効果が得られない場合が多い。そのため、混練方法、分散方法を工夫して、ポリマーブレンドの構造を制御し、性能を向上させることが重要となる。本講演では、ポリマーブレンドの構造に対する混練条件の影響について概説する。また、リアクティブプロセッシングと呼ばれる反応アロイ化による構造制御技術についても述べる。さらに、ポリマーブレンドの構造制御による各種物性の制御方法についても述べる。
【講演主旨】
ポリケトン(PK)、ポリアミド6(PA)リッチ相の共連続構造や逆海-島構造から成ると考えられるPK/PAポリマーアロイは吸湿時、PCを遙かに越える耐衝撃性を示した。講演でTEM、3D-TEM、ラマンおよびIR、SAXS、固体高分解能NMR並びに粘弾性等を用い、この耐衝撃性の向上はラメラネットワークの補強効果により最大応力が保持されること、さらに吸湿PA微分散相の運動性の増加に加えてPA、PKリッチ相間の相互作用から発現する大きな伸びに由来することを明らかにする。
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
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納期 | 2・3日 |
型番・ブランド名 | S20133 |
用途/実績例 | 第1部 混練・分散技術によるポリマーアロイの構造・物性制御 1.ポリマーの相溶性 2.非相溶ポリマーアロイの構造制御 3.リアクティブプロセッシングによるポリマーアロイの構造制御 4.ポリマーアロイの構造制御による機能発現 5.フィラー分散位置制御による物性制御 第2部 高せん断成形加工法による新機能ポリマーアロイの創製 1. 高せん断成形加工法の開発 2. 高せん断成形加工法による非相溶性ポリマーブレンドのナノ混合化 3. 高せん断成形加工法による各種フィラーの樹脂へのナノ分散化 4. 三元系 ナノコンポジットの創製:階層的構造制御 5. 高せん断流動場と動的反応場との統合技術 第3部 ポリマーアロイのナノ構造の各種分析方法のポイント 1.はじめに:自動車樹脂部品と耐衝撃性 2.PK/PAポリマーアロイ試料 3.PK/PAポリマーアロイの分析・解析 4.ミクロ構造: TEM観察, EELS分析およびSAXS測定 5. 相互作用: 分光分析法 6. 動的特性: 分子運動性と粘弾性 7. 機械特性評価: 吸湿、乾燥ポリマーアロイの耐衝撃性 8. 応力-ひずみ曲線 |
取扱企業ポリマーアロイの混練・分散技術のミクロ・ナノ構造の制御と解析手法
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ここ数年、クライアントの多くにご質問されます。創業期であれば、セミナー企画から事業を始めたため、セミナー企画会社と云われていました。或いは「機能性フィルム」をテーマとした書籍を国内で初めて発刊したことにより技術系出版社とも云われていました。 それらの声は、どれも正しくもあり、どれも正しくはないとも云えます。あらためて、弊社の基盤事業とは何かと云う問いに解を求められると我々はこう答えます。人・技術・市場の情報を原材料とする情報加工が基盤事業です。 分かり易く解説すると、弊社は単一の事業領域・形態に頼ったビジネスを基盤事業とはせず、時代に求められる「情報」を原材料に、「主催セミナー」「出版」「講師派遣」「技術コンサルタント派遣」「事業開発コンサルティング」「顧客主催講演会企画代行」「ビジネスマッチング」「市場調査」と云うクライアントが求める事業領域・形態に加工して提供する企業と云えます。 それが基盤事業であり、時代の変化と共にクライアントが求めるビジネスに加工して、これからも事業領域を広げていけるのが弊社の強みであると云えます。
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