グローブボックスにおいて、酸素・水分の雰囲気制御には待機時(グローブボックス作業時以外)の適切な環境管理が必要不可欠となります。それは、グローブボックスは設置場所の室温変化により、グローブボックス内の圧力が変化しやすく気温が下がると減圧側にふれグローブが内側に入り込んでしまいます。これと同時に、グローブボックス内へ酸素・水分が透過していってしまうというのが理由です。この待機時のグローブボックス内を適切に保つ方法は、グローブボックスの内圧を常に加圧側にキープしておく必要があります。その為には、この自動内圧調整機能(弊社ではAGCといいます)が付いている必要性があります。この機能を省いてしまっているグローブボックスは、グローブボックスの雰囲気制御にその都度、手間とコストがかかる事になり非常に不便です。今まではグローブボックスの自動内圧調整器というとタッチパネル付きの高額な仕様のグローブボックスを選ぶしかありませんでした。
そこで、パーソナルグローブボックスのスタイルを25年以上リードし続けてきたUNICOとしてローコスト・ハイスペックな自動内圧調整器を開発しない訳にはいかないと製品化を致しました。
基本情報AGC(AutomaticGloveboxController)
現在、国内で販売されているグローブボックスにおいてフットスイッチ式の内圧調整器が標準仕様で付くというのは最早当たり前ですが、UNICOではこのAGC(自動内圧調整器)も大気圧型グローブボックスのULシリーズに標準仕様で付いております。(※UL-650Aはオプション)自動内圧調整機能が省かれた大気圧(フロー)型グローブボックスではガス置換を行う場合、ガス置換中はずっとグローブボックスの前に立って様子を確認しておく必要があります。しかし、UNICOの大気圧型グローブボックスでは露点計または酸素濃度計との組み合わせによりAGCのボタン1つを押すだけであとは全自動でガス置換を行ってくれます。この差は、実際にグローブボックスを購入してから気付く事が非常に多いです。そういった情報がなく、ただ価格が安い、納期がちょっと早い(専門メーカーにも係わらず暇という証)だけで自動内圧調整機能の省かれたグローブボックスを購入してしまうとほぼ必ず後悔します。折角、グローブボックスを導入するのであれば少なくともオプション対応で後からでもシステムアップの可能なグローブボックスの専門メーカーを選定される事を強くお勧め致します。
価格帯 | お問い合わせください |
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型番・ブランド名 | 型式:AGC ブランド:UNICO |
用途/実績例 | グローブボックス、ガス循環精製装置の業界で国内屈指の専門メーカーとして25年以上の社歴と全国の大学・研究機関などに納入の実績を持っております。 UNICOグローブボックスのオーナー様には特別価格にてご案内しております。 |
取扱企業AGC(AutomaticGloveboxController)
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