後加工で行われる工程が無くなるため「付加価値」が高まります。
複合加工とは後工程におけるタップや溶接、組付け加工など付帯する二次作業をプレス加工に取り込み同時に加工を行う方法のことです。
株式会社加藤製作所ではステンレス材(難削材)の建築部材(金具)を順送金型(18ステーション)にてプレス加工を行なっていますが、この金具は、はぜ曲げ加工を行なった後、開き止めのために、スポット溶接を1点行わなければなりません。
従来はプレス加工した後、改めて後加工で1点ずつハンドワークでスポット溶接を行なっていましたが、プレス機械と専用マルチ溶接機(オリジナル製)を連動させ、プレスと同期化しスポット溶接を行なう様に自動化ラインを製作し、それによって飛躍的な生産性向上を実現しました。
【複合加工のメリット】
○後加工で行われる工程が無くなるため「付加価値」が高まる
○後工程のために保管しておく「中間在庫の場所・費用」がカット出来る
○プレス加工として一貫生産するので微細加工も含め「不良低減」につながる
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基本情報ステンレスの複合加工
【難削材プレスの事例】
○板厚減少の少ない加工
○チタンの特殊絞り加工
○ステンレスの複合加工
○アルミニウムの板鍛造加工
○ステンレスの工法転換「プレス化」
○ステンレスの異形深絞り加工
○各種耐熱合金のプレス加工
○難削材プレス加工テストセンターによるアルミニウムのテスト加工
○磁性材料のプレス加工
○銅材料のプレス加工
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