庫内の温度・湿度・CO₂濃度を一定に保ち、コンクリート供試体の中性化促進を行う試験装置です。
気流の偏りのない構造で、試験槽内のどの場所でも安定した試験環境を保ちます。
また、CO2ガスの消費も抑えています。
基本情報標準型 中性化促進試験装置
【特 長】
●試験槽内のどの位置でも、安定した温湿度・CO2分布を実現
●ドアは、CO2漏れのない、二重特殊パッキン仕様と、安全自動ロック構造
●チャンバー内はオールステンレス製で、腐食トラブルがない
【仕 様】
■準拠規格 : JIS A 1153
■温度制御範囲 : + 20 ℃ ~ + 60 ℃ ± 1 ℃
■湿度制御範囲 : 30 ~ 90 % RH ± 5 % RH
■CO2 濃度 : 0 ~ 20 %
■外寸法 : W 1450 × D 950 × H 1700 mm
■内寸法 : W 700 × D 850 × H 1220 mm
■材 質 : (内外装・冷却器ともに)ステンレス鋼板製
■棚板耐荷重/枚数 : 100 kg / 段 × 6 枚
■湿度センサー : 静電容量式電気センサー
■安全装置 : ヒーター / 加湿器 / 過昇温防止サーモスタットファン / 冷凍機用過負荷防止リレー
※記載以外の仕様にも対応させていただきます。
お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 |
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※受注状況により変動しますので、随時お問合せください。 |
型番・ブランド名 | MIT-639-3-05型 |
用途/実績例 | ・コンクリート供試体の中性化試験に ・石膏ボードやセメント系建材ボード・スレートなどの中性化試験に |
詳細情報標準型 中性化促進試験装置
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左右対流構造で、安定した試験環境を実現
マルイの中性化試験装置は、空調室で調整した空気を、試験槽内を左右一定方向に対流させますので、 槽内のどの位置でも安定した温湿度・CO2濃度を得ることができます。
また、加湿器を試験槽外に設置することで、余分なCO2の取り込みがなく、省コストです。
その他、ドレイン水は再度、加湿器に戻る構造ですので、節水にもつながります。
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静電容量式湿度センサで、湿度管理精度も抜群
乾湿球式の湿度計で湿度管理を行う中性化試験機では、ガーゼの取り扱い、通風条件、水質、温度変動等で誤差を生じる可能性があり、 常に正確な測定値を得るにはかなりのノウハウが必要で、また、ガーゼの劣化を防ぐため、管理・取替えの必要があります。
マルイの中性化試験装置では、静電容量式の湿度センサを採用していますので、こうした測定誤差や管理の手間がなく試験槽内を常に安定した条件に保つことができます。
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CO2漏れ対策も万全
ドア部には二重特殊パッキンを使用し、CO2が漏れないようにしています。
また、「安全自動ロック機能」で、試験中に不用意に装置扉を開ける事故のないよう、安全対策も考えた構造です。
取扱企業標準型 中性化促進試験装置
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