株式会社AndTech 粘着剤・テープの基礎・設計とその各種特性評価
- 最終更新日:2020-02-13 11:10:09.0
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【会 場】
てくのかわさき 4F 会議室【神奈川・川崎】
【日 時】2015年1月27日(火) 13:30-16:15
【講 師】日東ライフテック(株) 技術顧問(非常勤)、技術士 大西 啓仁 氏
(元日東電工(株)粘着テープ研究センター長等をご歴任)
基本情報粘着剤・テープの基礎・設計とその各種特性評価
【講演主旨】
粗面プリズムを用いた接着面積測定という手法を通して、粘着性発現メカニズムについて説明する。粘着剤の基本設計を考える場合に、ゴム状平坦域弾性率(プラト―モジュラ)やガラス転移温度(Tg)などのバルク物性を制御する要因は何かを知る。
次に、粘着付与剤(タッキファイヤー)の機能や研究事例について紹介する。この中では、タッキファイヤーとベースポリマーの相溶性(相図、フローリー・ハギンス式)、タッキファイヤー添加によるプラトーモジュラスの低下、Tgの移動(等自由体積理論、FOX式)について説明する。最後に、タッキファイヤーに関する研究事例として、タッキファイヤーの粘着テープ内での経時的移動、種類の異なるタッキファイヤーを2層にした粘着剤の特性、タッキファイヤーを表面濃縮させた粘着剤の特性(光学フィルム用粘着剤の発泡防止)について紹介する。
価格情報 |
43200 1月14日以降のお申込は46,440円(税込、テキスト費用を含む) |
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価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
納期 | 2・3日 |
型番・ブランド名 | S50125 |
用途/実績例 | 【キーワード】 ・粘着剤 ・粘着テープ ・タッキファイヤー ・粘着付与剤 ・プラト―モジュラス ・ガラス転移温度 ・接着面積 ・相溶性 ・表面濃縮 ・光学フィルム用粘着剤 ・発泡防止 ・2層粘着剤 【プログラム】 1.粘着剤・粘着テープの概要 2.粘着剤のバルク物性 :ゴム状平坦域弾性率(プラトーモジュラス)の設計 2-1.動的粘弾性測定について( G’,G”の意味) 2-2.粗面プリズムを用いた接着面積測定法(光学法) 2-3.接着面積とプラトーモジュラス 2-4.粘着性を発現する限界プラトーモジュラス(粘着クライテリオン) 3.粘着剤のバルク物性:ポリマーのプラトーモジュラスは何で決まるか? 4.粘着剤のバルク設計:ガラス転移温度(Tg)は何で決まるか? 5.タッキファイヤーに関する研究事例紹介 5-1. タッキファイヤーの粘着テープ内での経時的移動 5-2. 種類の異なるタッキファイヤーを2層にした粘着剤の特性 5-3. タッキファイヤーを表面濃縮させた粘着剤の特性(光学フィルム用粘着剤の発泡防止) 【質疑応答 名刺交換】 |
取扱企業粘着剤・テープの基礎・設計とその各種特性評価
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ここ数年、クライアントの多くにご質問されます。創業期であれば、セミナー企画から事業を始めたため、セミナー企画会社と云われていました。或いは「機能性フィルム」をテーマとした書籍を国内で初めて発刊したことにより技術系出版社とも云われていました。 それらの声は、どれも正しくもあり、どれも正しくはないとも云えます。あらためて、弊社の基盤事業とは何かと云う問いに解を求められると我々はこう答えます。人・技術・市場の情報を原材料とする情報加工が基盤事業です。 分かり易く解説すると、弊社は単一の事業領域・形態に頼ったビジネスを基盤事業とはせず、時代に求められる「情報」を原材料に、「主催セミナー」「出版」「講師派遣」「技術コンサルタント派遣」「事業開発コンサルティング」「顧客主催講演会企画代行」「ビジネスマッチング」「市場調査」と云うクライアントが求める事業領域・形態に加工して提供する企業と云えます。 それが基盤事業であり、時代の変化と共にクライアントが求めるビジネスに加工して、これからも事業領域を広げていけるのが弊社の強みであると云えます。
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