株式会社ピーエスアイ 10GBASE-T メディアコンバータ
- 最終更新日:2015-01-14 10:43:21.0
- 印刷用ページ
10Gサーバーまたは10Gスイッチ間の接続に、あるいは10Gスイッチから遠方にある10Gサーバに接続するための延長機器として利用可能なトランジション・ネットワークス社の10GBASE-Tメディアコンバータです。TP側は一般的なRJ-45コネクタで、UTP/STP両対応でCat6a準拠でも接続可能です。光ファイバによる延長は、SFP+モジュールを挿入して利用するオープンスロット型です。同社がバリエーション豊富に提供している10GのSFP+光モジュール(トランシーバ)か、MSAに準拠した他社製SFP+モジュールも使用することが出来ます。
同社製光トランシーバの場合、OM3準拠マルチモード光ファイバにて最大300m、OS1またはOS2準拠(またはそれ以上)の2心シングルモード光ファイバで10km、20km、40km、最大80km、1心シングルモードで10km、20km、40km、60kmなどのバリエーションが用意されています。(なお、延長距離はあくまで目安であり、ダークファイバなどを利用する場合、延長距離の2~3倍以上の光トランシーバで設計する必要があります)
基本情報10GBASE-T メディアコンバータ
IEEE802.3, 802.3an, 802.3ae, 802.3azに準拠し、データ・レートは10Gbps固定でリピータ型のため、遅延は最小限になります。電源アダプタによる給電を行う単体型(S4120-1048)と、集合型メディアコンバータとして、冗長電源搭載シャーシに搭載可能なカード型(C4120-1048)があります。
消費電力は10.5Wで、動作環境は0~50℃および5%~95%(結露無きこと)で動作します。透過リンクパススルー機能搭載により、対向で使用している場合において、対向先のメディアコンバータでTP側のリンク障害が発生しますと、接続された光ファイバにより障害が伝播され、ローカルのメディアコンバータのTP側も自動でリンクダウンするため、データを喪失することなく安全な伝送を行うことが出来ます。
単体型の寸法サイズ:幅82.55mm×奥行165mm×高さ25.4mm
その他、詳細な仕様は製品カタログをご参照ください。(人気製品総合カタログ24ページです)
価格情報 |
296000 SFP光トランシーバ/モジュールを含まない価格です。 |
---|---|
価格帯 | 10万円 ~ 50万円 |
納期 |
お問い合わせください
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。 |
型番・ブランド名 | S4120-1048 |
用途/実績例 | ・社内の10Gバックアップ・ファイルサーバの延長接続:10GBASE-SR光モジュールを搭載し、MMFでスイッチと接続し、10GサーバとはCat6aのケーブルで10m接続した例。 ・フルHDと2k/4kの動画を帯域保証のある10Gアグリゲーション・スイッチ間で伝送するために、動画サーバ側スイッチは光ポートを持たないため、Cat7STPで接続し、1心シングルモード光ファイバに変換して、20km先の支社になるべく遅延することなく映像を送信する案件。接続先はキャリア系のダークファイバを経由するため、23dB光損失を見込んでTN-10GSFP-LRB61および62の60km用光トランシーバで設計したところ、問題無く伝送できた。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
---|---|
C4120-1048 | 集合型メディアコンバータ・シャーシION(アイオン)に搭載可能なカード型10GBASE-Tメディアコンバータ。最大19スロットシャーシがありますので、19枚まで搭載可能。リンク状況などのSNMP管理をする場合は18枚になります。 |
カタログ10GBASE-T メディアコンバータ
取扱企業10GBASE-T メディアコンバータ
10GBASE-T メディアコンバータへのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。