ピーク波長とは黒体において放射エネルギーが最大になる波長のことです。
処理物の最大吸収波長に合わせてWienの法則から黒体のピーク波長を求めて、その温度で遠赤外線ヒーターの温度を決定する場合がありますが、それは間違いで、あくまでPlanckの法則で考え計算すべきです。
どの温度でもピーク波長の短波長側の放射エネルギー量は全放射エネルギー量の25%しかな<、75%は長波長域の放射エネルギーとなっています。
【豆知識:ピーク波長と放射エネルギー分布】
○遠赤外線ヒーターであれば1000°Kまでは遠赤外域のほうが多い
→表面温度800°K(527℃)の遠赤外線ヒーターの3μ以上の放射エネルギーは
全放射エネルギーの80%以上となる
○遠赤外線ヒーターを使用し、処理物を目的の温度に加熱できるヒーター温度を
決定すれば効率の良い加熱ができることになる
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基本情報【○ピーク波長と放射エネルギー分布○~豆知識NO.8】
【豆知識:ピーク波長と放射エネルギー分布】
○ピーク波長とは黒体において放射エネルギーが最大になる波長のこと
○遠赤外線ヒーターの温度を決定する場合、Planckの法則で考え計算すべき
○どの温度でもピーク波長の短波長側の放射エネルギー量は
全放射エネルギー量の25%しかな<、75%は長波長域の放射エネルギー
○遠赤外線ヒーターであれば1000°Kまでは遠赤外域のほうが多い
→表面温度800°K(527℃)の遠赤外線ヒーターの3μ以上の放射エネルギーは
全放射エネルギーの80%以上となる
○遠赤外線ヒーターを使用し、処理物を目的の温度に加熱できるヒーター温度を
決定すれば効率の良い加熱ができることになる
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