株式会社シンコーメタリコン 【溶射事例】 耐熱・断熱性
- 最終更新日:2015-03-11 10:12:34.0
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使用時の環境や雰囲気、素材の種類などさまざまな考慮が必要です。
溶射とは、金属やセラミックス、サーメットなどをさまざまな熱源を用い溶融噴射し、基材表面に材料を噴きつけて機能皮膜を形成する表面改質技術です。
一般的な熱的特性として耐熱性・断熱性があり、 同時に求められることが多いです。
耐熱性を向上させるには、まず溶射材料が高融点を有し、高温雰囲気において安定であることが必要です。
断熱性を向上させるには、 溶射皮膜が多孔質で熱伝導性の低い性質を有するものが求められます。
【特徴】
○使用時の環境や雰囲気、素材の種類などさまざまな考慮が必要
○一般的な熱的特性として耐熱性・断熱性がある
○耐熱性向上
→溶射材料が高融点を有し、高温雰囲気において安定であることが必要
○断熱性向上
→溶射皮膜が多孔質で 熱伝導性の低い性質を有するものが求められる
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基本情報【溶射事例】 耐熱・断熱性
【溶射材料例】
○耐熱合金
→基本元素(Ni・Co)、酸化膜形成元素(Cr・Al)、
酸化膜を維持する物質から成り高温で安定
○タングステン
→金属のうち最も融点が高く科学的に安定している
○ニッケル・アルミニウム
→800℃までの温度で耐酸化性を有する
○ニッケル・クロミニウム
→980℃までの温度で耐酸化性と耐ガス腐食性を有する
○アルミナ
→ふっ酸以外の全てのガスに抵抗性が強く、
酸化性及び強い還元性雰囲気中で安定する
○安定化ジルコニア
→高温雰囲気において安定しており、熱伝導率が低い
→線膨張係数は比較的金属基材に近く、
界面での応力は低くなり剥離、割れが発生しにくい
(TBC:Themal Barrier Coatingに用いられる)
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用途/実績例 | 【施工例】 ○ロータリーキルン:適用溶射材 セラミックス ○熱電対保護管:適用溶射材 耐熱合金 ●詳しくはお問い合わせください。 |
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