コーテック株式会社 全自動アプリケーター　高性能自動バーコーター（テーブルコーター）

その機能塗膜や膜の研究が進まないのは本当に材料の性能が原因だったのでしょうか？ お役立ち情報を連載中です
均一で同じ厚さの層や膜を得ることは高機能を求める製品の開発にとってきわめて重要です。
同じ厚さの層や膜を得るためにフィルムアプリケーターが利用されることが急速に増えていますが、比例してそのクセや構造に対する情報不足から塗工条件が見いだせず苦労されているケースも増えています。一連のレポートが、開発の一助になることを願いご紹介をいたします。

ためしてなっとく!！体験レポート　アプリケーターの種類による特徴を実際に塗布して確認してみました　その１
JISには「同じフィルムアプリケーターを用いても操作者が異なる場合には著しく異なった膜厚の塗膜が得られるので絶対的な方法が要求される」と記載されています。引くときの速度の違いなどで膜厚はそんなに異なってしまうのでしょうか？
低粘度～中粘度の塗工液を用いた実験からわかった事は、同じ厚さの塗膜を得る為には毎回引く速度は高い精度で同じで、しかも引き始めから終わるまで高い精度で同じ速度である事でした。

ためしてなっとく!！体験レポート　アプリケーターの種類による特徴を実際に塗布して確認してみました　その２
JISには「同じフィルムアプリケーターを用いても操作者が異なる場合には著しく異なった膜厚の塗膜が得られるので絶対的な方法が要求される」と記載されています。本当に引くときの速度の違いなどで膜厚はそんなに異なってしまうのでしょうか？
高粘度の塗工液を用いた実験でわかったことは、想像以上に遅い速度で移動させることが必要であるという事でした。塗工の失敗の多くのケースは移動速度が速すぎる事にあるようです。

ためしてなっとく!！体験レポート　最新のバーコーターはどこまで使えるのか?　試してみました　その１
ワイヤーをロッド(心棒)に固く巻きつけたスパイラルバーコーターと違い、中空のロッド自体に波型形状を持たせたウエーブ・フォームド・バーコーターは目づまりを起こさないバーコーターとして注目されています。
この便利なウエーブ・フォームド・バーコーターですが、通常のスパイラルバーコーターと同じ感覚で使用することができるのでしょうか？今回は低粘度～中粘度の塗工液を用いて実験をしてみました。

ためしてなっとく!！体験レポート　最新のバーコーターはどこまで使えるのか?　試してみました　その２
ワイヤーをロッド(心棒)に固く巻きつけたスパイラルバーコーターと違い、中空のロッド自体に波型形状を持たせたウエーブ・フォームド・バーコーターは目づまりを起こさないバーコーターとして注目されています。
利便性は高いですが、通常のスパイラルバーコーターと同じ感覚で使用することができるのでしょうか？
中粘度の塗工液を用いて薄膜用と一般的な膜厚用とで両者の違いがあるかを試してみました。

全自動アプリケーター(自動バーコーター・卓上コーター)最適モデル選択ガイダンス
全自動アプリケーターには様々な種類が用意されています。
基材の固定の仕方は大別してクランプ式とバキューム吸引式があります。
バキューム吸引式はさらに多孔板タイプとダブルチャンネルタイプに分かれます。
クランプ式で固定する場合はガラステーブルタイプが一般的ですが、バキュームと併用できるモデルもあります。
ご使用条件に合わせて最適なモデルをご選択いただくためのガイダンスを用意いたしました。