株式会社ピーエムティー SPS傾斜機能材料『SPS-FGMs』
- 最終更新日:2023-10-11 09:23:06.0
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着想ひとつで世の中になかったモノを。日本生まれ、日本育ちの新素材です。
◆SPS焼結法
1960年代初頭の日本で発明されたSPS(Spark Plasma Sintering=放電プラズマ焼結)法は、焼結型に粉末原料を充填し、電流を印可して焼結させる方法。
難焼結材であっても均一な緻密体を作製でき、時間は従来の1/10、消費電力は1/3~1/5程度に抑えられます。
今日では、欧米やアジア諸国、BRICs各国などでその有用性が高く評価されている技術です。
◇傾斜機能材料(FGMs=Functionally Graded Materials)
金属とセラミックス、易削材料と超硬。
一体化が難しい、相反する特性を両立させるため、「材料の組成や組織、物性などを連続的/段階的に厚さ方向、或いは広がり方向に一体化させたもの」がFGMsです。
提唱されたのは1980年代半ばの日本。スペースプレーン構想の中で考案されました。
出発点となった熱応力緩和型FGMsをはじめ、ポーラス材料に強度や耐食性などを付与できる気孔率傾斜型FGMsや、ねじ切り加工ができるFGM超硬など、それまでの概念を覆す発明は、お客様の着想ひとつです。
基本情報SPS傾斜機能材料『SPS-FGMs』
スペースシャトルの機体表面に用いられていたセラミックス複合材料の耐熱タイル。機体金属との熱膨張係数の違いから、大気圏突入時に貼り合わせ界面に生じる大きな熱応力が原因となり、剥離・脱落のトラブルが多く発生していました。
1980 年代半ばに提案されたスペースプレーン構想の中で生まれた傾斜機能材料は、界面に発生する熱応力を 30%以上低下させることに成功。
現在では宇宙工学のみならず、人工歯根や人工骨等の生体材料や半導体材料など様々な分野への応用が進んでいます。
価格情報 | - |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 株式会社エヌジェーエス |
用途/実績例 | ■耐蝕性、耐熱性、耐摩耗性を必要とするもの ■機械部品 ■加工工具 ■熱電変換材料 ■プレス打ち抜き金型 ■耐摩耗部品 |
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