株式会社日本鋳造技術研究所 【溶射加工】耐熱・遮熱
- 最終更新日:2016-04-04 16:03:53.0
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各種目的に応じた最適な加工法・材料を選択し施工しています。
・高温下での耐熱特性が欲しい
・溶けた金属中で使用出来る様にしたい
・超高温下で遮熱出来る様な皮膜をつけたい
そんな時は溶射です。
一部分だけ耐熱金属や遮熱材料で保護したい、又は溶けた金属内で金属製品を使用したい等の時には溶射が便利です。
【溶射の利点】
○溶射の種類によっては熱歪みが殆どない(母材温度は最大でも200℃程度)
○耐熱と同時に、異なる付加価値も付与可能(耐食・耐磨耗等)
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基本情報【溶射加工】耐熱・遮熱
【耐熱・遮熱とは】
○耐熱合金の性能劣化が著しいガスタービン等では、
溶射で遮熱コーティングを実施したりしている
→低熱伝導性の材料を表面処理する事によって
基材の温度が高くなる事を抑える技術
○高温(酸化)と腐食が同時に加わる様な各種ボイラー部材に対しては、
高温腐食対策として溶射によって耐熱・耐腐食金属(サーメット等)を
表面に被覆する事により寿命を大きく伸ばす事が出来る
○溶けた金属内で金属製品を使用する際には、
耐溶湯金属や各種セラミックを溶射して金属製品を保護
【溶射加工例】
○銅合金を溶解する時に使用する杓への耐熱・遮熱溶射
(鉄分等の不純物混入も防ぐ耐熱用途)
○アルミを溶解する時に使用するタライへの耐熱・遮熱溶射
(鉄分等の不純物混入も防ぐ耐熱用途)
○黒鉛製品に対して耐熱・耐酸化溶射
(黒鉛の長寿命化・耐酸化封孔処理+耐熱溶射)
○ボイラーチューブの耐高温腐食溶射
(耐熱・耐酸化・耐塩化・耐硫化・耐エロージョン)
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