TAB/COF マーケットアプリケーション需要分析2017 ネットブレイン

2メタルCOFの需要動向とサプライヤ分析

2015年2メタルCOFマーケットが本格化した。サプライヤも先発メーカーを追うように2016年には参入メーカーが増加する。さらに2018年アップルiPhoneのディスプレイ向けドライバICに2メタルCOFが搭載される可能性が高まっている。フレキシブルOLED向けに2メタルCOFマーケットが本格化しつつあり、さらに大きく成長する可能性がある。2メタルCOFは課題でもあるが高付加価値製品である、特に金額面でのマーケット及び利益に関してCOFメーカーに大きく貢献する可能性が高い。今後、COFマーケットを成長させるドライバとなる可能性を持っている。

当リポートはTAB/COFの現状におけるマーケット動向を分析、マーケットトレンド、メーカーシェア、各メーカーのビジネス展開状況等をまとめている。特に今回のリポートでは2メタルCOFに関してマーケット、サプライヤ、アプリケーション動向を分析、将来における需要を分析した。また2メタルCOFのメインアプリケーションとなっていくフレキシブルディスプレイに関するアプリケーション分析も掲載したリポートとなっている。

関連リンク - http://www.netbrain-net.com/report/2017TABCOF.html

基本情報TAB/COF マーケットアプリケーション需要分析2017

LCD向けCOFとしては、4K化により回復したものの、2015年はLCD、LDI及びCOFの需要バランスの変動が激しい状況となっている。LCDパネルもIT向けは完全にシュリンクしているがTV向けの4K化効果により生産量としては増加した。それでもCOFマーケットとしては上期と下期にて大きく様相が異なり、下期以降は厳しい状況となっている。それでも在庫調整は進んでおり、4K化も着実に進展する。2018年以降は8K向けのの生産も進もう。一方でパネルメーカーからの低コスト化要請はかなり強烈であり、LDIの削減化も進む。停滞していたマルチチャネル化も復活しそうである。技術的にはさらなる進化が進むものの、需要面においてはマイナスに働こう。それでも4K化によるLCD向けの堅調な推移、2メタルCOFの拡大によりテープサブストレートマーケットは再び成長を見せていこうとしている。

価格情報	98000
価格帯	1万円 ~ 10万円
納期	即日
用途／実績例	TAB、COFマーケット動向 2メタルCOF需給動向 LCD、OLED、フレキシブルOLED