精密機器における動力伝達方式は主に歯車が用いられていますが、
伝達精度・粉塵防止の点で歯車に代わる方式が求められています。
金属ベルトは歯車が抱える課題を解決する動力伝達方式と知られていますが、
加工性や強度の問題で、低コスト・高強度な金属ベルトを生産するのは
難しいのが現状です。
遠藤製作所は独自の加工法によって金属製超薄肉シームレスパイプ
（メタルスリーブ）を製造しています。その技術により、
従来の金属ベルトよりも30％高い疲労強度の金属ベルトの生産に成功、
コストも従来より50％カットで製造できることが可能になりました。
メタルスリーブの技術は厚さ30μm以下の超薄肉金属ベルトの量産化を
可能にしています。
高強度で低コストに生産できる超薄肉金属ベルト(シームレスベルト)の
技術資料を進呈します！
【掲載内容】
■高強度、低コストでの量産方法の研究開発について
■シミュレーション技術の開発について
■新加工法の開発について
■残留応力の評価と活用について
■ベルト端面性状の改良について
※詳しくはお問合せいただくかPDFをダウンロードください。
基本情報【技術資料】超薄肉シームレス金属ベルトの加工及び疲労強度研究結果
【製造可能仕様】
外径 … φ20mmからφ160ｍｍまで
幅 … Ｌ3mmからL400mmまで
厚み … ｔ15μmからｔ60μｍまで
※上記範囲以外につきましてもご相談可能です
【製造可能材料】
ステンレス、鉄、チタン、ニッケル合金、クラッド材
【製法】
深絞り＋スピニング工法でシームレスベルトを成型します
用途に応じて疲労強度を向上させるための処方を実施します
| 価格帯 | お問い合わせください |
|---|---|
| 納期 | お問い合わせください |
| 用途／実績例 | 精密機器の駆動伝達用ベルト 食品機械の駆動伝達用ベルト 医療機器の駆動伝達用ベルト |
カタログ【技術資料】超薄肉シームレス金属ベルトの加工及び疲労強度研究結果
取扱企業【技術資料】超薄肉シームレス金属ベルトの加工及び疲労強度研究結果
-
-
【他社採用例】 ●OA機器用定着ローラ ●OA機器用加熱ローラ ●電池用ケース ●駆動ベルト 【新規用途開発中】 ●モータ用保護カバー、補強部材 ●医療機器用小径シームレスパイプ ●電子機器用小径シームレスパイプ ●車載部品用小径シームレスパイプ 【製造可能仕様】 直径 … φ12mm～φ160ｍｍ 長さ … 420mmまで 厚み … 15μm～ 表面粗度 … Ra≦0.3μm ※長さ、厚みは直径によって異なります。 【製造可能材料】 ステンレス …304・316Lなど 銅・銅合金 … ベリリウム銅・リン青銅・黄銅など ニッケル合金 … インコネル・パーマロイなど その他 … クラッド材（異種合板）・チタンなど ※上記以外の材料でも製作致します。
【技術資料】超薄肉シームレス金属ベルトの加工及び疲労強度研究結果へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。
