ばねの豆知識をご紹介!ばね製作に関する専門用語を集めました。
ばね製作に関する豆知識を一部ご紹介します。
「ショットピーニング」は、小さな金属球を毎秒40mから約100m程度の
速度でばねの表面に打ちつけ、表面が惰性加工を受け、表面に圧縮方向の
残留応力が発生することにより、ばねの耐久性を向上させる効果があります。
「フライス加工」は、切削加工の1つで、正面フライス、平フライス、
エンドミルの工具を取り付け、平面と側面の加工や溝加工、穴開け等の
加工ができます。主に自社では板バネや金具の製作に使用しています。
【知識紹介一覧】
■圧縮コイルばね設計の注意点
■ショットピーニング
■一般的なステンレスのテンパー温度
■バレル研磨の効果と用途
■フライス加工
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基本情報ばねの豆知識
【圧縮コイルばね設計の注意点】
JISに「指定荷重(力)の時の高さは、そのときのたわみが全たわみの
20~80%に定める」と記載があるように、設計の際には、指定荷重の時の高さが
全たわみの20~80%の範囲内にすることをお勧めします。
それは20%未満の圧縮量の少ない状態や80%を超える圧縮量の状態は、
計算値通りの荷重が得難い又は得られない為です。
しかしながら、全たわみの20~80%の範囲内であっても、せん断(修正)応力の
値が高い場合には、設計応力に応じた適切な高さを選ばなければなりません。
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