応力緩和とは?安定したシール性を得るためには?
応力緩和と安定したシール性を得るための、基本を説明させて頂きます。
◆応力緩和とは
〇ガスケット材質の劣化や変形により、締付けに対するガスケットの応力が低減すること。この緩和率が大きいとボルトが緩み易い。
◆対策
〇より薄いガスケットを使用する。
〇耐熱性の高い材料に変更する。
◆シール材に要求される事項
〇高温特性、耐クリープ特性、強度など
*厚いシートほど応力緩和率が大きいのは、構造破壊される箇所がより多くなるため(厚みや・体積に比例する)
基本情報ガスケット パッキン Q&A No.14 応力緩和とは?
■ノンアスジョイントシートで注意すること
〇初期から十分な力で締付ける
〇昇温後、時間が経過してからの増し締めはしない
→ガスケットが熱により硬化し、硬化後の増し締めはガスケットの破断につながる
恐れがある
〇蒸気シールに用いる場合、硬化が起こりやすいので特に注意が必要
→石綿ジョイントシートに比べ、高い締付力が必要であり、寿命も短い
価格帯 | お問い合わせください |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~ |
カタログガスケット パッキン Q&A No.14 応力緩和とは?
取扱企業ガスケット パッキン Q&A No.14 応力緩和とは?
ガスケット パッキン Q&A No.14 応力緩和とは?へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。